国土交通省
 「重量車燃費基準検討会」の設置について
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平成16年8月27日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
環境課

(内線42523)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  1. 背景
     これまで、自動車については、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(昭和54年法律第49号)に基づく特定機器として乗用自動車及び車両総重量2.5トン以下の貨物自動車が対象となっていますが、車両総重量2.5トン超の自動車(以下「重量車」という。)及び乗車定員11人以上の乗用自動車については、燃費測定方法が確立されていなかった等の理由により、燃費基準が定められておらず、現在、特定機器の対象外となっています。
     しかしながら、自動車全体のCO2排出量の約40%を占める貨物自動車のうち重量車は保有台数で約30%、CO2排出量で約60%を占めており、重量車についても燃費性能を向上させることが重要な課題となっております。
     以上のような状況を踏まえ、今般、重量車を新たに特定機器に追加すべく、製造事業者等の判断の基準となるべき事項(対象となる自動車の範囲、燃費区分、燃費基準値、目標年度等)について具体的な検討を行うこととしました。

  2. 重量車燃費基準検討会の設置について
     国土交通省において「重量車燃費基準検討会」を設置するとともに、経済産業省において「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会」を設置し、両者同一の委員構成とし、合同で審議を行います。

  3. 第1回検討会について
    (1)日時:平成16年9月2日(木)14:00〜16:00
    (2)場所:合同庁舎3号館8階国際会議室
     ※経済産業省の「自動車判断基準小委員会」と合同開催。
     ※検討会は、非公開。議事要旨は国土交通省並びに経済産業省ホームページで掲載する。

  4. 検討スケジュール
     平成17年秋を目処に、結論を得る予定。

  5. 検討会のメンバー
     別紙のとおり


(別紙)

重量車燃費基準検討会 委員名簿

(敬称略・五十音順)

委員長   池上  詢   福井工業大学工学部教授
委員   荒木 恒美   社団法人全日本トラック協会環境問題対策委員
    大寺 憲正   財団法人省エネルギーセンター常務理事
    神本 武征   東海大学未来科学技術共同研究センター教授
    小畠 一孝   社団法人日本自動車車体工業会会長
    齊藤 敬三   独立行政法人産業技術総合研究所産官学連携部門産官学連携コーディネーター
    大聖 泰弘   早稲田大学理工学部教授
    名尾 良泰   社団法人日本自動車工業会副会長・専務理事
    永井 和夫   社団法人日本バス協会常務理事
    野田  明   独立行政法人交通安全環境研究所環境研究領域長
    福間 康浩   財団法人日本自動車研究所理事
    松波 正壽   社団法人日本自動車連盟専務理事
    和田 政信   日本自動車輸入組合常務理事

 ※本メンバーは、「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会」のメンバーと同一である。

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