国土交通省
 三菱ふそうトラック・バス(株)製大型トラックのクラッチハウジング
 リコールに関する整備命令の実施について

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平成16年10月29日
<問い合わせ先>
自動車交通局リコール改善推進室

(内線42601)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下「三菱ふそう」という。)製大型トラックのクラッチハウジングリコールについては、当該リコール不具合発生件数とそれにより引き起こされる事故の重大性等に鑑みて、未だに改善措置が実施されていない残存車両の改善措置の実施完了をはかっていくため、国土交通省において、整備命令による対応を行うことを先日(10月15日)表明したところですが、今般、整備命令の発令等に関し、下記のとおり実施していくこととしましたので、お知らせします。

  1. 整備命令発令手続き開始日等
     平成16年11月1日(月)より、各地方運輸局・運輸支局等において実施

  2. 整備命令対象車両
     三菱ふそうより届出のあったクラッチハウジングに係るリコール(リコール届出番号1092)に該当する車両で、立入検査等において改善措置(暫定対策又は恒久対策)を行っていないと確認されたもの。

  3. 整備命令に向けた手続きの対象となる未措置車両の具体的な台数(10月28日現在)

    (1)使用者の連絡先が判明している車両  488台
    (2)連絡先が不明の車両(車検有り)     399台
    (3)この他、10月20日現在車検切れとなっている車両  1,572台
    (4)これ以外に、今般三菱ふそうより未措置車両として追加報告のあったものが約1,100台あり、これらについても対象車両として、現在、上記(1)〜(3)の分類等について精査中。
    (5)加えて、三菱ふそうからの新たな報告により、これまで三菱ふそうが暫定対策実施済として報告していた車両のなかに、三菱の自主的な緊急点検として行われたものの、リコール届出上の改善措置である暫定対策としては完了していない車両が、約8,400台あることが今般判明した(現在精査中)。これらの車両については、暫定対策の相当部分が終了(蛍光探傷による最終確認のみ未実施)しており、速やかな改善措置の完了が期待されるため、11月30日までに改善措置がとられない場合には、整備命令の対象とする。

  4. なお、上記の対象車両については、12月1日(水)以降は保安基準不適合として、整備命令の実施上、基準不適合車として整備命令及び同命令違反の場合の使用停止命令の対象とするとともに、車検において不合格としていく。


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