平成16年11月26日 |
経済産業省 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局技術安全部 |
環境課 |
(内線42503)
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TEL:03-5253-8111(代表)
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- 趣旨
現在、ガソリン乗用自動車については、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(昭和54年法律第49号)に基づき2010年度を目標とした燃費基準(トップランナー方式)が定められていますが、自動車メーカー各社の積極的な取組及び自動車グリーン税制等の効果もあって、2005年度中に2010年度目標を前倒し達成すると一部のメーカーも表明しているなど、自動車の燃費向上は地球温暖化対策推進大綱の目標に沿って着実に進められております。
しかしながら、2002年度の運輸部門からのCO2排出量は1990年度比20.4%増で地球温暖化対策推進大綱の目標を3.4%上回っており、自家用乗用車からのCO2排出量は保有台数の増加等により年々増加傾向にあります。このため、低公害車の開発・普及や交通流対策、公共交通機関の利用促進等とともに、乗用車の燃費改善についても引き続き推進する必要があります。
このような状況のもと、本年5月の交通政策審議会交通体系分科会環境部会の中間とりまとめにおいて「トップランナー基準については、2010年以降も視野においた新たな基準を検討する必要がある」とされ、また、本年7月の総合資源エネルギー調査会省エネルギー部会中間とりまとめにおいて「2006年度から2010年度以降の新たなガソリン乗用自動車のトップランナー基準の検討を開始することが適当である」とされています。
以上も踏まえ、今般、経済産業省及び国土交通省が共同で標記検討会を設置し、今後の見直しの方向性、次期基準の内容等燃費基準のあり方について検討を行うこととします。
- ガソリン乗用自動車の燃費基準のあり方に関する検討会
- 目的
関係業界団体からの意見も聴取しながら、今後のガソリン乗用車の燃費基準のあり方について検討、整理する。
- 検討項目
- 燃費基準の達成状況、燃費向上技術の動向等
- 燃費基準のあり方
- 検討会メンバー
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー対策課
経済産業省製造産業局自動車課
国土交通省自動車交通局技術安全部環境課
- 検討スケジュール
- 平成16年11月に第1回検討会を開催し、数回開催
(第1回検討会は11月29日に実施)
- 平成17年春を目途にとりまとめ

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