国土交通省
 「自動車基準調和と相互承認に関する日ASEAN合同フォーラム」
 の開催結果について

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平成16年12月1日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
技術企画課

(内線42255)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  1. 日程等
     日時  :2004年11月30日(火)
     場所  :タイ バンコク Siam City Hotel
     参加国:日本及びASEAN各国(インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム:計8カ国)
     出席者:各国の運輸担当部局及び産業担当部局、民間団体より約120名参加

  2. 結果概要
     主に以下のテーマについて議論を行い議長サマリーを取りまとめました。(議長サマリーは別紙、仮訳)

     (1)技術基準調和の意義及び世界の潮流について
     (2)技術基準調和を進展させる方策
     (3)技術基準調和に関する日ASEANの協力について


自動車基準調和と相互承認に関する日ASEAN合同フォーラム
議長サマリー(仮訳)

2004年11月30日、タイのバンコックにおいて、自動車の基準調和・認証に関するアセアン・日合同会議が開催された。同会議は、アセアン事務局、日本政府、日本自動車工業会(JAMA)、自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)の主催で開催され、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの自動車交通、自動車基準認証、自動車産業政策を所轄する政府機関並びにアセアン自動車連盟(AAF)のそれぞれの代表が出席した。

この会合では、1.技術基準調和の意義及び世界の潮流、2.技術基準調和を進展させる方策、3.技術基準調和に関する日アセアンの協力、について日アセアン双方の代表が議論した。

その結果、日アセアンの双方の代表が以下の各点を認識した。

そして、このためには、58年協定加盟とUN・ECE基準採用による認証の相互承認手続きの導入が必要であること、そして、UN・ECE基準採用がアセアン自動車産業の技術競争力強化の要となり、自動車分野での投資先としてのアセアンの魅力を増加させることを認識した。

この結果を受け、58年協定加盟、UN・ECE基準採用による相互承認手続きの導入について、アセアン各国は実現に向け関係政府機関と連携し最大限の努力を払うことを表明するとともに、アセアン市場統合を検討しているアセアン経済大臣会合の下のAAIIにもこうした点を考慮するよう働きかけることに合意した。

日本側は、アセアン各国の検討に際してJASIC官民会合等を通じてより一層の協力を表明するとともに、意見具申などの協力をする用意があるとの考えが示された。

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