平成16年10月5日 |
<問い合わせ先> |
海事局海技資格課 |
(内線45316、45357)
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TEL:03-5253-8111(代表)
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小型船舶操縦士に係る弁色力検査の基準及び検査方法が変更されます。
- 基準...これまでの「色盲又は強度の色弱でないこと」との基準が「夜間において船舶の灯火の色を識別できること」といった基準に変わります
- 検査方法...夜間の灯火の色を示す検査機器によって実施することになります。
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- 小型船舶操縦士の弁色力(色を識別する能力)に関しては、これまで「色盲又は強度の色弱でないこと」を基準に色覚に関する検査を実施してきたところであり、検査手法として、石原色覚検査表及びパネルD-15を用いてきた。
- これについて、
- 小型船舶操縦士に必要な弁色力の検査方法としてよりふさわしい方法がないか
- 石原表等に替わる検査方法がないか
等の観点から、昨年4月より「小型船舶操縦士の弁色力に関する検討委員会」を設け、そのあり方について検討を行ってきた。
- 第1回委員会(15年4月)=色覚検査の必要性、現行検査方法の簡略化の方策等につき議論
- 第2回委員会(15年10月)=夜間において小型船舶操縦士に必要な弁色力の内容を確認、新たな検査手法の開発につき合意
- 今般、9月30日(木)、第3回委員会において、
- 小型船舶操縦士に係る弁色力の基準を「夜間において船舶の灯火の色を識別できること」に変更するとともに、色覚に関する検査を廃止し、夜間の灯火の色を呈示する検査器による検査に替えること
- 当該検査に不合格となる場合でも、航路標識の彩色を識別できるときは航行時間を昼間に限定した免許が取得できること
とする旨の報告書がとりまとめられた。
- 今後、これを踏まえ省令改正等を行い、平成17年1月から新たな検査を実施する予定。
※「小型船舶操縦士の弁色力に関する検討委員会」報告書については国土交通省HPに近日中に掲載する予定。
小型船舶操縦士の弁色力に関する検討委員会
メンバー(五十音順)
※ ○は座長
○ |
加藤 俊平 |
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東京理科大学教授 |
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金子 隆芳 |
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筑波大学名誉教授 |
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北原 健二 |
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東京慈恵会医科大学教授 |
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斎藤 紀幸 |
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マリーナビーチ協会千葉支部長、PW安全協会関東支部長 |
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清水 道雄 |
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全国漁業協同組合連合会漁政部次長 |
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高柳 泰世 |
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本郷眼科医師 |
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辰巳 正信 |
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全国海技教習団体連合会幹事 |

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