国土交通省
 第2回「新たな津波防災検討委員会」の開催について
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平成16年6月28日
<問い合わせ先>
港湾局海岸・防災課

  (内線46752、46764)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 第2回「新たな津波防災検討委員会」(座長:高山知司 京都大学防災研究所教授)を以下のとおり開催することになりましたのでお知らせします。
 今回の検討委員会においては、第1回の委員の指摘を踏まえ、津波による港湾機能の低下について分析するとともに、モデル港湾における津波対策の検討の方向性について議論します。
 なお、今年度は更に2回の検討委員会を開催し、港湾における新たな津波防災について取りまとめる予定です。

  1. 開催日時:平成16年6月30日(水)10:00〜2時間程度

  2. 開催場所:東條インペリアルパレス6階九重の間(東京都千代田区麹町1-12) 

  3. 備考
    • 当委員会は報道関係者に公開する。
    • 委員会の資料及び議事概要は後日国土交通省のホームページに公開する。
    • 委員会の概要は(別紙)のとおりである。


別紙

「新たな津波防災検討委員会」の概要

  1. 委員会設置の背景とねらい
    • 東海地震、東南海・南海地震の切迫性、それらの被害予測が中央防災会議において公表され甚大な津波被害に対する対応の必要性が高まっている。
    • これまで、津波・高潮対策として海岸保全施設の整備が行われてきたが、海岸保全施設により防護されていない港湾の資産の津波対策については十分な検討と対策がなされていない。
    • このため、「港湾の防災対策」について、「津波」という視点でレビューを行い、施設整備はもちろんソフト的な対策とあわせ、今後どのような対策をすべきかを検討する。

  2. 検討内容
     (1)港湾における津波の被害及び対策の実態
     (2)港湾における津波被害シナリオの想定
     (3)モデル港湾を対象とした港湾被害シナリオ
     (4)港湾における津波被害に関する評価
     (5)港湾における津波被害軽減のためのハード、ソフト対策
     (6)港湾における津波防災のまとめ

  3. 検討スケジュール予定
     第1回委員会(3月15日)   ・港湾における津波の被害及び対策の実態
     第2回委員会(6月30日)   ・港湾における津波被害シナリオの想定
     第3、4回委員会(9月〜 ) ・モデル港湾を対象とした港湾被害シナリオ
                         ・港湾における津波被害に関する評価
                         ・港湾における津波被害軽減のためのハード、ソフト対策
                        ・港湾における津波防災のまとめ

  4. 委員

    高山 知司   京都大学 防災研究所 教授【委員長】
    今村 文彦   東北大学 工学部 教授
    小林 潔司   京都大学 大学院 教授
    重川 希志依   富士常葉大学 環境防災学部 教授
    中野 晋   徳島大学 大学院 助教授
    藤吉 洋一郎   日本放送協会 解説委員・大妻女子大学 教授
    大津 光孝   静岡県土木部 港湾総室長
    小山 彰   和歌山県県土整備部 港湾空港振興局長
    富田 孝史   独立行政法人 港湾空港技術研究所 高潮・津波研究室長
    小田 勝也   国土技術政策総合研究所 沿岸海洋研究部 沿岸防災研究室長
    塩崎 正孝   港湾局計画課 港湾計画審査官
    春日井 康夫   港湾局環境・技術課 技術企画官
    須野原 豊   港湾局海岸・防災課長
    長谷川 金二   港湾局海岸・防災課 災害対策室長

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