平成16年1月21日 |
<問い合わせ先> |
航空局技術部航空機安全課 |
(内線50232) |
電話:03-5253-8111(代表)
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- 日本エアシステム(JAS)は耐空性改善通報に従ってDC-9-81型機及びDC-9-87型機のエンジンの高圧圧縮機の第8段静翼について内視鏡検査を実施していましたが、航空局は1月21日午前7時までにDC-9-81型機及びDC-9-87型機全25機のエンジン50台並びに検査の必要な予備エンジン2台について検査を終了したとの報告を受けました。
- 検査の結果、21台のエンジンで亀裂が発見されましたが、いずれも静翼の破損はありませんでした。また、31台のエンジンには亀裂はありませんでした。
- 本日は、左右の両エンジンに亀裂のないことが確認されたDC-9-81型機5機及びDC-9-87型機2機並びに亀裂が発見されたエンジンを予備のエンジンと交換したDC-9-81型機2機の合計9機の運航が可能です。
JASでは、残る16機について、リースエンジンの入手、片側のエンジンのみに亀裂が発見された航空機から取り卸した亀裂のなかったエンジンを別の航空機に取り付けること等により、可能な限り早急に修復を図る計画を策定中です。

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