国土交通省
 「日・ASEAN次世代航空保安システムセミナー」の
 開催結果について

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平成16年2月4日
<問い合わせ先>
総合政策局国際業務課

(内線25922)

航空局管制保安部保安企画課

(内線51127)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 平成16年1月27日〜2月4日に開催された「日・ASEAN次世代航空保安システムセミナー」の結果について、下記のとおりお知らせします。
 本セミナーは、昨年10月、ヤンゴンで開催された「第1回日・ASEAN交通大臣会合」において採択された「日・ASEAN次世代航空保安システムプロジェクト」を推進するため開催されたものです。

  1. 日程等
     日時: 2004年1月27日(火)、28日(水)、2月3日(火)、4日(水)
          ※1月29日〜2月2日は日本の航空管制・保安施設の視察
     場所: 国土交通省8階国際会議室
     出席者:ASEAN10ヶ国の航空保安システム整備担当課長等及びASEAN事務局担当官
          日本側からは総合政策局及び航空局の担当課長等が出席

  2. 主な結果
    (1)日本及びASEAN各国は、以下について確認した。
     1今後増大する航空需要に対応するため、日・ASEAN域内において次世代航空保安システムを導入する必要がある。
     2シームレスな航空管制を実現するため、新システムの導入にあたっては各国間で調整することが重要である。
    (2)以上の認識を踏まえ、日本とASEAN各国は共同で以下の事業を進めることとした。
     1専門家グループを設置し、ASEAN域内において調和の取れた次世代航空保安システムを効果的に導入するために共同で調査・検討を行う。
     2来年度末に専門家会合を開催し、上記の調査・検討結果を踏まえて、ASEAN域内における共通の次世代航空保安システム導入計画を策定する。
     3フィリピン国航空保安大学校において、次世代航空保安システムに対応した基礎的な教育・訓練を共同で実施する方向で検討する。
    (3)日本とASEAN各国による本取組みについて、国際民間航空機関(ICAO)の次回のアジア太平洋地域航空保安システム整備計画会議(APANPIRG)に報告することとなった。


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