国土交通省
 日本・マレーシア航空当局間協議の結果について
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平成16年3月5日
<問い合わせ先>
航空局国際航空課

(内線48455)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 日本とマレーシアとの航空当局間協議が、3月4日(木)、5日(金)の両日、クアラルンプールにおいて開催され、下記のとおり合意した。

 航空当局間協議の出席者
   日本側代表     : 春成 誠 国土交通省大臣官房審議官 ほか
   マレーシア側代表 : ダト・ザハラ・シャーリ 運輸省次官 ほか
                 (Dato' Zaharah Shaari)

  1. 輸送力
     中部国際空港開港後、同空港でマレーシア側は週9便(A330相当の中型機材で7便とB747相当の大型機材で2便)まで運航することが可能となった。(現在A330で週3便運航中)
     (注)中部国際空港開港後の増便に航空当局間で合意したのは、マレーシアが初めて。

  2. 路線
     クアラルンプール、ジャカルタと日本との三角運航を可能とする枠組みを設定した。

  3. コードシェア
    (1)相手国コードシェアの拡大
     輸送力制約の緩和により、両国航空企業によるコードシェア運航を拡大した。
     (注)全日空は、2004年夏期よりマレーシア航空運航旅客便24便のうち、20便でコードシェアを開始する予定。
    (2)国内コードシェアの開始
     相手国内の国内線で相手国企業とコードシェアが可能となった。


日本・マレーシア航空関係

  1. 航空協定
     1965年 2月11日 署名
     1965年11月 4日 発効

  2. 現行運航路線及び便数
     日本航空
        東京=クアラルンプール              B747,MD11  週7便
        (アメリカン航空が全便コードシェア)
        大阪=シンガポール=クアラルンプール       B767  週7便
        東京=クアラルンプール貨物便            B747F  週4便
        (バンコク、シンガポール経由)
     全日本空輸
        東京=バンコク=クアラルンプール              (週7便)
        (バンコクまで自社運航、バンコクからTG運航便にコードシェア)
     日本貨物航空
        東京=クアラルンプール貨物便            B747F  週2便
        (バンコク、シンガポール経由)
        大阪=クアラルンプール貨物便            B747F  週4便
        (マニラ、バンコク、シンガポール経由)
                                      日側計  週24便

     マレーシア航空
        クアラルンプール=東京(コタキナバル経由含む) B777  週14便
        クアラルンプール=大阪                 A330  週5便
        クアラルンプール=名古屋                A330  週3便
        クアラルンプール=ペナン=東京貨物便       B747F  週1便
        クアラルンプール=ペナン=大阪貨物便       B747F  週2便
                                 マレーシア側計  週25便

  3. 運送実績

    年度 旅客(人) 伸び率(%) 貨物(トン) 伸び率(%)
    1997 620,862 3.9 34,321 10.9
    1998 568,448 ▲8.4 28,874 ▲15.9
    1999 667,003 17.3 34,154 18.3
    2000 694,130 4.1 37,055 8.5
    2001 576,607 ▲16.9 23,898 ▲35.5
    2002 549,878 ▲4.6 22,159 ▲7.3


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