国土交通省
 大阪国際空港の今後の運用のあり方について(案)
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平成16年8月3日
<問い合わせ先>
航空局飛行場部環境整備課

(内線49401、49402、49415)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 大阪国際空港の今後の運用のあり方(案)について、本日、下記の通り開催された大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)幹事会において別添を申し入れましたので、お知らせいたします。

  1. 日時:平成16年8月3日(火)10時30分

  2. 場所:伊丹市総合教育センター 2階

    <趣旨>

    • 大阪国際空港における騒音値が増加してきていること、YS代替ジェット枠の設定意義が薄れてきていることを踏まえ、大阪国際空港について、高騒音機材の就航禁止、YS代替ジェット枠の見直し等の運用見直しを行うもの。


大阪国際空港の今後の運用のあり方について(案)

平成16年8月3日
環境整備課

 

 大阪国際空港において昨年11月に実施した騒音測定調査では、騒音値の増加が見られたところでありますが、この増加の原因は、ほとんどがジェット機によるものであり、具体的には、平均騒音値の増加と発着回数の増加によるものであることが判明いたしました。
 また、YS代替ジェット枠は、かつてYS−11型機の適当な代替機がなかったことから設定されたものでありましたが、その後、DHC−8といった新たな低騒音プロペラ機が就航するなど、YS代替ジェット枠を存続する意義が薄れてきている現状にあります。
 以上のような状況を踏まえ、今般下記の通り、大阪国際空港の運用を見直しを行いたいと考えておりますので、大阪国際空港騒音対策協議会のご理解を頂きたくよろしくお願い申し上げます。

  1. 高騒音機材の就航禁止
    • 3発機・4発機(B747、B747−400、DC10)の就航を禁止する。

  2. YS代替ジェット枠の見直し
    • ジェット枠(250枠)のうち、YS代替ジェット枠(50枠)を見直し、ジェット枠200枠・プロペラ枠170枠とする。

  3. 上記措置の実施時期等
     (1)上記の措置は、来年以降速やかに実施する。
     (2)ジェット枠の縮減に際しては、航空利用者の利便性を考慮し、伊丹空港のジェット枠を、中・近距離路線に優先的に使用し、長距離路線には使用しないよう努める。

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