国土交通省
 国際会議観光都市の認定について
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平成17年3月23日
<問い合わせ先>
総合政策局国際観光推進課
(内線27418、27416)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 国際会議等の誘致の一層の促進を図るため、「国際会議等の誘致の促進及び開催の円滑化等による国際観光の振興に関する法律(コンベンション法)」に基づき、「国際会議観光都市」の認定申請が、姫路市(兵庫県)から提出されておりましたところ、本日(3月23日付)、50都市目の「国際会議観光都市」として認定いたしましたので、お知らせします。

【認定申請に至った経緯】
(1)姫路城などの国際観光資源を有する姫路市は、「姫路シロトピア博覧会」(平成元年)の開催を契機に経済界におけるコンベンションに対する認識が高まり、各地のコンベンション組織の研究やコンベンション誘致のためのPR活動を開始。

(2)平成15年、新たに就任した石見市長が「国際観光都市づくりの積極的推進」を重要施策に位置づけたことを契機に、官民一体となった本格的コンベンション推進組織設立を準備。

(3)平成16年4月、市長のリーダーシップのもと、「姫路コンベンションビューロー」(任意団体)が設立され、コンベンション推進体制が整備されたことを受け、今後の国際会議誘致の推進のため、「国際会議観光都市」の認定に向けた諸準備を開始し、今般の認定申請に至った。

【姫路市の今後の活動予定】
(1)姫路市は、平成17年の市長所信表明における「都市ビジョン」の一つとして「歴史・文化の香る国際交流都市」を掲げており、その中でコンベンション都市を目指した取り組みを行うこととしている。

(2)このビジョンのもと、国際会議観光都市の認定を契機に、「世界に誇る研究開発機能を有する西播磨テクノポリスの都市」としての姫路の魅力を内外に発信し、学術会議をはじめとするコンベンションの誘致や開催支援、受け入れ体制の充実などに取り組むこととしている。

[開催支援を予定している主な会議等]
2005年 2006年
・日本青年会議所第54回全国会員大会
・第8回X線顕微鏡国際会議(XRM2005)
・日本結晶学会2005年度年会
・兵庫国体
・第5回低エネルギー電子顕微鏡/光電子顕微鏡に関する国際会議
(第5回LEEM/PEEM国際会議)

【国際会議観光都市の概要】
  国際会議場施設、宿泊施設などのハード面やコンベンション・ビューローなどのソフト面での体制が整備されており、コンベンションの振興に適すると認められる市町村を、市町村からの申請に基づき、国土交通大臣が国際会議観光都市として認定する制度。
  認定された都市に対しては、独立行政法人国際観光振興機構が国際会議の誘致及び開催支援などを体系的に行う。
  現在までに、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市ほか49都市を認定(別添参照)(PDF形式)

<認定要件>
 1国際会議場施設等が整備されていること
 2宿泊施設等が整備されていること
 3国際会議等の誘致体制が整備されていること
 4近傍に観光資源が存在すること

<国際観光振興機構による誘致・開催支援の内容>
 ・ 国際会議等の誘致に関する情報提供
 ・ 海外における国際会議観光都市の宣伝
 ・ 海外における関係機関との連絡調整その他支援
 ・ 国際会議観光都市において開催される国際会議等に係る寄付金の募集、交付金の交付
 ・ 必要に応じ、通訳案内業者及び旅行業者その他の斡旋

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