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 日韓観光交流拡大に関する日韓観光担当大臣の共同
 声明について

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平成17年6月4日
<問い合わせ先>
総合政策局
国際観光推進課

(内線27412、27419)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  本日(6月4日)、韓国・ソウルを訪問中の北側国土交通大臣は、鄭東采(チョン・ドンチェ)韓国文化観光部長官と会談し、両国の観光交流を拡大していくことについて意見が一致し、「日韓観光交流拡大に関する日韓観光担当大臣の共同声明」(別紙)を発表しましたのでお知らせします。

  1. 今年2005年が日韓友情年・日韓共同訪問の年とされていることを踏まえ、最近の日韓関係の状況が観光交流に及ぼしている影響に留意しつつ、両国の国民がお互いの国を訪れる観光客をあたたかく歓迎する雰囲気を醸成することが、観光交流の拡大と両国関係の発展に重要と認識。

  2. 以下のような努力により、本年の両国間の相互交流500万人を実現し、両国の相互理解と友好親善を深める。
1日韓友情年・日韓共同訪問の年の各種行事を予定通り実施。日本側は愛・地球博を積極的に広報し、韓国側は韓流観光の持続・拡大に努力。
2一部影響の見受けられる姉妹都市交流活動を正常化し、人的交流の拡大を期待。
3個人旅行、学生の団体旅行などの若い世代の交流を拡大。
4地方航空路線の活性化・拡大により、両国間の訪問地域を多様化。

 


 

(別紙)

日韓観光交流拡大に関する日韓観光担当大臣の共同声明

 

  日韓両国は、40年前の国交正常化以来、信頼と友情を発展させ、両国間の人的交流は、昨年400万人の大台を超えた。

  両国の観光担当大臣(以下「両大臣」という。)は、昨年7月22日に署名した「観光交流拡大に関する日韓観光担当大臣の共同声明」において、両国とも2010年までに外国からの訪問客数の倍増を目標とするとともに、日韓両国首脳が日韓国交正常化40周年にあたる2005年を「日韓友情年2005」と合意したことにより、同年を「日韓共同訪問の年」とし、観光・文化交流を拡大するための行事を実施することとした。

  両大臣は、最近の日韓関係の状況が観光交流に及ぼしている影響に留意しつつ、両国の国民がお互いの国を訪れる観光客をあたたかく歓迎する雰囲気を醸成することが、観光交流を拡大し、ひいては両国関係の発展に重要であるとの認識を共有し、そのために以下のとおり共同して取り組むこととした。

  1. 「日韓友情年2005」及び「日韓共同訪問の年」の各種行事を予定どおり実施し、観光交流を拡大するとともに、両国は地方の観光資源を積極的に広報する。特に日本側は、愛・地球博の積極的な広報のために、韓国側は、韓流観光の持続及び拡大、各地への航空直行路線の活性化のために努力する。
  2. 姉妹都市交流は、一部に影響が見受けられるものの、これらが草の根レベルの交流として両国民の相互理解に大変重要な役割を果たすものであるとの認識のもと、活動の正常化による人的交流の拡大を期待する。
  3. 両国間の未来志向の関係構築のために、個人旅行、学生の団体旅行やワーキングホリデーの活用等をはじめとした若い世代の交流拡大を図る。
  4. 両国間の訪問地域を多様化するために、地方都市への航空便の拡大をはじめ、観光客の利便に資するよう、両国間の交通輸送の充実のために努力する。

  両大臣は、以上のような努力により、本年の両国間の相互交流の目標500万人の実現及び両国の相互理解と友好親善関係が益々深まることを期待する。

2005年6月4日ソウルにおいて日本語及び韓国語で各1部ずつ署名した。

日本国国土交通大臣   北側 一雄       大韓民国文化観光部長官   鄭 東采

 

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