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 「第3回日ASEAN交通政策ワークショップ」(次官級会合)
 の結果について

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平成17年6月9日
<問い合わせ先>
総合政策局
国際業務室

(内線25906)

国際建設室

(内線25803)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 

  我が国とASEAN各国との交通分野における連携を推進するため開催された「日ASEAN交通政策ワークショップ」の結果をお知らせします。  

 

  1. 日程等

    日時 : 2005年6月8日(水) 10:00〜17:00
    場所 : 岐阜グランドホテル(岐阜市長良648)2階 ロイヤルホール 雪の間
    出席者(別紙1参照) :

    日本側   ; 春成大臣官房審議官他
    ASEAN (注1)側 ; 各国代表者(交通担当省の次官・局長級)及びASEAN事務局他 

  2. 主な討議・合意事項

    (1) 日ASEAN交通連携全般

      今回のワークショップにおいて、以下のとおり合意した。

    1)昨年11月の「日ASEAN首脳会合」において「日ASEAN交通大臣会合」の取り組みが評価されていることを確認し、今後とも首脳レベルでの期待に応えるべく取り組むこととした。
    2)21の日ASEAN交通連携プロジェクト(別添2)が着実に進展していることを高く評価し、引き続き、積極的に推進して行くこととした。
    3)21プロジェクトについては、今後、策定される各プロジェクトのワークプラン(2005−2006)とともに、本年11月に開催される「第3回ASEAN交通大臣会合」に進捗状況や成果を報告し、評価や見直しを行うこととした。
    4)21プロジェクトのうち、特に、以下の4プロジェクトについては、活発な議論が行われ、ワークショップとして次回の「日ASEAN交通大臣会合」に提案する案を取りまとめた。

    1日ASEAN物流プロジェクト
      日ASEAN物流専門家グループが策定した素案について議論し、「日ASEAN物流改善計画(案)」(別添3)をとりまとめた。
    2日ASEAN次世代航空保安システム
      日ASEAN次世代航空保安システム専門家グループが策定した素案について議論し、「ASEAN次世代航空保安システム整備共通計画(案)」(別添4)をとりまとめた。
    3日ASEAN交通情報プラットフォームプロジェクト(別添5)
      連携プロジェクトを始めとする日ASEAN交通連携の取り組みを広く一般に周知していくとともに、共通の交通統計作成等の協力について議論し、それらの手段となる「日ASEAN情報センター」(ウェブサイト)の概念をとりまとめた。
    4交通セキュリティ(別添6)
      昨年11月の「日ASEAN首脳会議」において、日ASEAN交通連携における交通セキュリティ対策への取り組みが評価されたことを踏まえ、日ASEAN地域における交通セキュリティ対策の取り組みについて議論し、対策の拡大について引き続き検討し、次回の日ASEAN交通大臣会合へその結果を報告することとした。

    (2) その他
     
    開催地での交通政策・インフラ整備政策の紹介として、以下のプレゼンテーションを行った。
    • 安原中部運輸局長より「中部地方における地域交通政策」
    • 木下中部地方整備局企画部長より「万博後の中部地方のインフラ整備」

  3. 経緯

    (1) 日ASEAN交通連携の枠組み

      2002年1月に小泉総理が提唱した「日ASEAN包括的経済連携構想」を受け、2003年10月に「第1回日ASEAN交通大臣会合(於:ミャンマー)」を開催し、日ASEAN交通連携基本枠組みが承認され、年1回、日ASEAN交通大臣会合を開催することとされた。現在、当該枠組みの下、21連携プロジェクトを実施中。

    (2) 交通政策ワークショップの位置付け

      毎年開催される「日ASEAN交通大臣」へ向けた準備会合としての性格を有しており、今回の交通政策ワークショップは、本年11月に開催予定の「第3回日ASEAN交通大臣会合(於:ラオス国ビエンチャン)」の準備会合である。

 


 
(注1)
ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム


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