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 不特定多数の方が利用される運輸関連施設における
 吹付けアスベストの処理状況について

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平成17年10月7日
<問い合わせ先>
(全体)
総合政策局環境・海洋課

(内線24312)

(鉄道駅)
鉄道局施設課

(内線40822)

(バスターミナル)
自動車交通局旅客課

(内線41222)

(空港)
航空局飛行場部管理課

(内線49112)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 平成17年8月26日に公表しました「運輸関連企業に係るアスベストによる健康被害等の状況に関する調査について」の中で、不特定多数の方が利用する施設等において吹付けアスベストが露出している場所をお知らせしたところですが、これらの場所について、その後の状況を関係事業者に確認したところ次のとおりですので、お知らせいたします。なお、いずれの施設につきましても、事業者において、現状では飛散する状態にないことが確認されています。

1.鉄道駅
(1) 8月26日時点で吹付けアスベストが旅客用のスペースに露出していた駅
事業者 駅名 飛散防止措置状況
西日本旅客鉄道(株) 新大阪駅 囲い込み済み
小田急電鉄(株) 町田駅 囲い込み済み
名古屋鉄道(株) 神宮前駅 囲い込み作業に着手しており
10月末までに完了予定
立山黒部貫光(株) 黒部平駅 囲い込み済み

注)8月26日付けで公表した吹付けアスベストが旅客用のスペースに露出していた6駅のうち、飛散防止措置が未了であった4駅についてとりまとめました。(上述の4駅以外の京阪電気鉄道(株)の村野駅、箱根登山鉄道(株)の箱根湯本駅は8月26日時点で既に囲い込み済みです。)

(2) 8月26日時点でアスベストを含有している可能性のある吹付け材が旅客用のスペースに露出していた駅
事業者 駅名 現況及び予定
 
吹付けアスベストであることが判明(1駅)
南海電気鉄道(株) 北野田駅  仮に合板等により被覆済み。
12月までに除去予定。
 
吹付けアスベストでないことを確認(41駅)
東日本旅客鉄道(株) 大宮駅、福島駅、鼠ヶ関駅 
南海電気鉄道(株) 粉浜駅、住ノ江駅、堺駅、堺東駅 
大阪府都市開発(株) 泉ヶ丘駅
札幌市交通局 西28丁目駅、円山公園駅、西18丁目駅、西11丁目駅、菊水駅、東札幌駅、北34条駅、南郷7丁目駅、南郷13丁目駅、南郷18丁目駅、大谷地駅、ひばりが丘駅、新さっぽろ駅、
名古屋市交通局 星ヶ丘駅、妙音通駅、堀田駅、伝馬町駅、西高蔵駅、日比野駅、東海通駅、港区役所駅、名古屋港駅、大須観音駅、上前津駅、鶴舞駅、荒畑駅、御器所駅、川名駅、塩釜口駅、植田駅、原駅、平針駅、赤池駅
 
成分調査を実施中(72駅)
南海電気鉄道(株) 岸和田駅、尾崎駅、和歌山市駅、浅香山駅、三国ヶ丘駅 10月末までに成分調査完了予定
東京地下鉄(株) 淡路町駅、四谷三丁目駅、新宿三丁目駅、中野坂上駅、新中野駅、荻窪駅、中野新橋駅、中野富士見町駅、方南町駅、三ノ輪駅、入谷駅、仲御徒町駅、秋葉原駅、茅場町駅、八丁堀駅、築地駅、東銀座駅、銀座駅、日比谷駅、霞ヶ関駅、神谷町駅、六本木駅、広尾駅 10月末までに成分調査完了予定
東京都交通局 西馬込駅、馬込駅、中延駅、戸越駅、高輪台駅、泉岳寺駅、三田駅、新橋駅、東銀座駅、宝町駅、日本橋駅、人形町駅、浅草橋駅、蔵前駅、浅草駅、本所吾妻橋駅、芝公園駅、御成門駅、内幸町駅、日比谷駅、大手町駅、神保町駅、水道橋駅、春日駅、白山駅、千石駅、巣鴨駅、西巣鴨駅、新板橋駅、板橋区役所前駅、板橋本町駅、本蓮沼駅、志村坂上駅 10月末までに成分調査完了予定
横浜市交通局 横浜駅、高島町駅、桜木町駅、関内駅、
伊勢佐木長者町駅、阪東橋駅、吉野町駅、蒔田駅、弘明寺駅、上大岡駅、港南中央駅
10月末までに成分調査完了予定

注)成分調査を実施中の駅については、今後吹付けアスベストがあることが判明した場合、飛散防止措置を講ずることとしております。

(3) 8月26日以降新たに報告があった、吹付けアスベスト(アスベストを含有している可能性のある吹付け材を含む。)が旅客用スペースに露出していた駅
事業者 駅名 現況及び予定
 
吹付けアスベストが旅客用のスペースに露出していた駅(5駅)
東日本旅客鉄道(株) 川部駅、及位駅、浪岡駅 12月までに除去予定
西日本旅客鉄道(株) 岡山駅 囲い込み済み
相模鉄道(株)  横浜駅 囲い込み作業に着手しており
10月中旬までに完了予定
 
アスベストを含有している可能性のある吹付け材が旅客用のスペースに露出していた駅(1駅)
京阪電気鉄道(株) 墨染駅 囲い込み済み
(10月末までに成分調査完了予定)

(4) 8月26日時点で吹付けアスベストが一部囲い込みがされていなかった車両
事業者 飛散防止措置状況
名古屋鉄道(株) 一部囲い込みがされていなかった66両のうち、12両は9月7日までに廃車済みであり、54両は8月末までに囲い込み済み。

注)8月26日付けで公表した吹付けアスベストが使用されている車両737両のうち、671両については8月26日時点で既に囲い込み等がなされていました。一部囲い込みがなされていなかった残りの66両の現状が上述のとおりです。

(注)吹付けアスベストとは、アスベストを1%を超えて含有する吹付けロックウール、パーライト吹付け等も含みます。また、アスベストを含有している可能性のある吹付け材とは、建設年次や目視等からアスベストを1%を超えて含有する可能性がある吹付け材をいいます。

2.バスターミナル
○ 8月26日以降新たに報告があった、吹付けアスベストが旅客用スペースに露出していたバスターミナル
事業者 場所 現況及び予定
長崎県交通局 長崎駅前ターミナルの
バスコース天井
仮にビニールにより被覆済み。
平成17年度内に除去工事実施予定
苫小牧市自動車運送事業 苫小牧駅前ターミナルの
プラットホーム天井
現在、アスベストの浮遊濃度調査を実施中
であり、調査結果を踏まえて必要な措置を
講じる予定

3.空港
○ 8月26日時点で旅客動線上において吹付けアスベストが使用されていると公表された旅客ターミナルビル
場所 現況及び予定
鹿児島空港旅客ターミナルビル 旅客動線上においてアスベストが吹き付け使用されていると公表した箇所について、アスベスト含有の分析調査を行った結果、アスベストは使用されていなかったことが判明したが、利用者の不安を払拭する観点から、8月27日に封じ込めの処置を完了。

注)8月26日付けで公表した4空港のうち鹿児島空港以外の大阪国際、長崎、広島西の3空港は、8月26日時点で既に封じ込め等により飛散防止措置済みです。飛散防止措置を講ずることとしていた鹿児島空港の現状は上述のとおりです。

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