国土交通省
 特殊地下壕緊急実態調査について
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平成17年4月14日
<問い合わせ先>
都市・地域整備局まちづくり
推進課都市防災対策室

(内線32515、32582)

電話:03-5253-8111(代表)

農林水産省

林野庁


 

 平成17年4月9日に鹿児島市の洞窟において中学生4人が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。このため国では緊急に全国に現存する特殊地下壕の実態を調査することとしました。

 平成13年度の調査において、全国で5,003箇所の地下壕の存在が判明していますが、国土交通省、農林水産省、林野庁では、まず、これら所在が確認されている地下壕について緊急に点検を行い、陥没、落盤等の危険性の評価及び地下壕への立ち入りが可能であるか等の判定に加え、安全性確保の対策状況等の調査を地方公共団体あてにお願いしました。その際、対策が未実施の壕については、立ち入りができないよう封鎖する等適切な措置を講じるよう土地所有者等に依頼する等の対応をするとともに、依頼状況及び対応状況についても調査し、平成17年5月末までに報告するようお願いしました。

 また、今回の事故は前回の実態調査では存在を確認されなかった地下壕で発生したものであります。このような地下壕は当該地区だけでなく、全国に存在すると考えられることから、国土交通省、農林水産省、林野庁では、全国の地方公共団体に対し、地下壕への立ち入りができないよう封鎖する等適切な措置を講じるよう土地所有者等に注意喚起を依頼するとともに、関係省庁等の協力を得て早急に新たに発見された地下壕の実態を調査し、その結果を別途報告いただく予定です。

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