平成17年9月30日 |
<問い合わせ先> |
河川局海岸室 |
(内線36322) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
8月29日に米国メキシコ湾沿岸を襲ったハリケーン カトリーナによって未曾有の被害が発生しました。特にルイジアナ州ニューオーリンズの長期間にわたる浸水被害及びアラバマ州からルイジアナ州に至るメキシコ湾沿岸地帯の高潮による被害は甚大です。
このため、米国土木学会(海岸・港湾・海洋委員会)ではこれまでメキシコ湾沿岸地帯の被災実態調査を実施してきましたが、このたびニューオーリンズに現地入りして、被災実態、堤防の破堤原因及び破堤状況、住民の避難状況、排水対策状況、災害復旧状況等について調査を行うこととしました。
その際、これまで高潮災害を多く経験し、高潮対策や高潮に関する研究実績の豊富な日本及びオランダの研究者に調査への参加について打診がありました。このため、国土交通省では、海岸・高潮の専門家を現地に派遣することとしました。
これまで、ニューオーリンズ付近は大規模な浸水が続いており、現地入りしての調査が困難だったため、今回が日本の行政専門家としては初めての派遣となります。
<派遣の概要>
Robert A Dalrymple(米国ジョーンズホプキンス大学) 田中茂信(土木研究所) Jurjen Battjes(オランダ デルフト工科大学) John Headland(米国土木学会・コンサルタントエンジニア) Stuart Williamson(米国土木学会・コンサルタントエンジニア) 他 米国土木学会関係者 |
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