国土交通省
 第5回 歩行者・自転車優先施策アドバイザー会議の開催について
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平成17年1月17日
<問い合わせ先>
道路局地方道・環境課
(内線38153)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 近年、道路に対する利用者のニーズが多様化し、身近な道路は車中心から人中心に転換していくことが求められています。そのため道路局では、身近な道路を歩行者・自転車優先とする「くらしのみちゾーン」の形成に取り組み、現在までに48地区を登録し、支援してきたところです。
 さらに、住民のニーズに応える施策を強力に推進することを目的として、「くらしのみちゾーン」等において全国の見本となるモデル地区(「スーパーモデル地区」)を構築することとし、昨年9月より、同地区に取り組む意欲の高い地区を募集したところ、14地区の応募がありました。
 これらの応募内容について、歩行者・自転車優先施策に造詣の深い学識経験者をメンバーとする第5回アドバイザー会議を下記のとおり開催し、地区の選定等について助言をいただきます。
 なお、「スーパーモデル地区」の構築にあたっては、予算面等で特別な支援を実施することとしています。
 また、昨年8月以降「くらしのみちゾーン」に新規応募があった1地区の新規登録についても、助言をいただきます。
 会議でのご意見を踏まえ、後日、道路局において「スーパーモデル地区」および「くらしのみちゾーン」新規登録地区を決定いたします。

【第5回アドバイザー会議】

  1. 日時  平成17年1月18日(火) 午前10時から12時
  2. 会場  虎ノ門パストラル 本館8階 けやきの間
             〒105−0001 東京都港区虎ノ門4−1−1
  3. 議事(予定)
    • スーパーモデル地区の募集と応募地区について
    • くらしのみちゾーン・トランジットモール地区の新規応募地区について 他
  4. 委員 (敬称略)
     座長   高橋 洋二           東京海洋大学海洋工学部教授
     委員   久保田 尚           埼玉大学大学院助教授
     委員   白石 真澄           東洋大学経済学部助教授
     委員   エルファディング・ズザンネ  環境システム研究会会員 

※ アドバイザー会議資料については、会議後、下記問い合わせ先にて配布します。


スーパーモデル地区の募集の概要

〔募集期間〕
 平成16年8月18日(水)〜12月17日(金)

〔対象地区〕

  1. くらしのみちゾーン
     くらしのみちゾーンは、外周を幹線道路に囲まれている等のまとまりのある住区や中心市街地、商店街の街区などにおいて、一般車両の地区内への流入を制限して身近な道路を歩行者・自転車優先とし、併せて無電柱化や緑化等の環境整備を行って、交通安全の確保と生活環境の質の向上を図ろうとする地区である。

  2. バリアフリー重点整備地区
     バリアフリー重点整備地区は、「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(平成12年11月施行)に基づいて、市区町村が作成する「バリアフリー基本構想」の中で定められる地区である。

  3. 面的無電柱化地区
     面的無電柱化地区は、くらしのみちゾーンやバリアフリー重点整備地区など良好な都市環境・住環境の形成や歴史的街並みを保存すべき地区等において、面的に無電柱化の整備を行う地区である。

  4. 自転車利用倍増地区
     自転車利用倍増地区は、手軽に利用でき、機動性が高く、健康にも環境にもやさしい自転車を、通勤・通学・買物などの日常生活の交通手段として普及させ、自転車利用を倍増させるために、放置自転車対策や自転車道等のネットワーク整備など、自転車利用環境の整備に取り組む地区である。

〔募集要件〕

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