国土交通省
 防犯性能の高い建物部品の開発・普及の状況について ラインBack to Home

平成17年4月7日
<問い合わせ先>
住宅局住宅生産課

(内線39453、39426)

TEL:03-5253-8111(代表)
警察庁
経済産業省

 

     
  1. 概要
      侵入犯罪の防止を図るため、平成14年11月、関係省庁及び建物部品関連の民間団体からなる「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置し、昨年4月、「防犯性能の高い建物部品目録」を取りまとめ、ホームページ (http://www.cp-bohan.jp)に掲載、公表したところである。今般、平成16年度における防犯性能の高い建物部品(以下「防犯建物部品」という。)の開発・普及の状況及び今後の普及促進方策について取りまとめた。

  2. 開発状況
      目録公表以降、ドア、錠、サッシ、ガラス、ウィンドウフィルム、シャッター等に対する防犯性能試験(実際の犯罪手口を踏まえた攻撃方法による試験)を引き続き実施し、防犯建物部品として新たに240品目を追加、計2,521品目にするとともに、車庫等に使用されるオーバーヘッドドアを防犯建物部品の新たな種別として追加した。

  3. 普及状況
      防犯建物部品の出荷状況については、各業界団体における推定値で、平成16年末までに、錠等約44,640個、各種ドア約2,700体、サッシ約1,900体、窓シャッター等約3,800体、ガラス約100万u、ウィンドウフィルム約14万uであった。本格的な出荷体制が整ったのが平成16年後半となった品目が多いため、現時点での出荷量は、建物部品全体の1パーセント前後に過ぎない状況である。

  4. 普及に向けた主な取組み
    (1)既に実施している取組
    •  共通標章(CPマーク)の策定
    •  ホームページ「住まいる防犯110番」(警察庁)、「住まいの情報発信局」(国土交通省)による情報提供
    •  防犯性能を高めるリフォームのための施工要領書の作成(日本ロック工業会)

    (2)今後の取組
       官民合同会議において、引き続き、広報・普及活動を継続するほか、

    •  防犯優良マンション認定制度(仮称)の整備、普及促進
    •  住宅性能表示制度における防犯性能の評価・表示の導入
    •  戸建住宅における省エネ・防犯情報提供事業の促進
    •  パンフレット・ポスターの製作、配付
      等の取組を進めることとする。

 


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