平成１７年４月２６日

＜問い合わせ先＞

住宅局建築指導課

（内線39515）

TEL：03-5253-8111（代表)

　

　 国土交通省では、兵庫県、尼崎市の要請を受け、マンションの被災状況について調査するため、国土技術政策総合研究所及び独立行政法人建築研究所の研究官を明日（27日）現地に派遣することとした。

　 兵庫県、尼崎市からの報告では、現時点で倒壊等のおそれは認められないが、最も衝撃を受けたと思われる柱の状況などが確認できないため、救助活動や電車の撤去状況をみて、兵庫県、尼崎市で現地確認を行う予定とのこと。

（派遣予定者）

• 国土交通省国土技術政策総合研究所　西山功（にしやまいさお）住宅研究部長
• 独立行政法人建築研究所　福山洋（ふくやまひろし）構造研究部上席研究員

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兵庫県からの報告概要

○26日1時30分

• 現地立ち入りの制限区域外から、尼崎市の建築指導課職員が当該マンションの外観目視調査を行った。（4月26日午前9時）
• その結果、電車の衝突で一番衝撃を受けている北側の主柱については、目視できない部分があるが、その他の柱・梁に大きな損傷は見当たらず、建物全体が傾いている状況でもないことから、当面、倒壊のおそれはないとの報告を尼崎市から受けている。

○26日17時00分

• 尼崎市、兵庫県から国土交通省に専門家の派遣の要請を行うこととした。
• 今晩から明日までの救助、撤去の状況をみながら明日以降県、市で調査することになるので協力をお願いしたい。

　

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