構造計算書偽造問題対策連絡協議会（第二回）議事概要

平成１７年１１月２２日

＜問い合わせ先＞

住宅局建築指導課

（内線39515、39519）

TEL：03-5253-8111（代表)

○　日時：　平成１７年１１月２２日（火）１０時　～
○　場所：　国土交通省官庁営繕部会議室（中央合同庁舎２号館１３階）
○　議事概要：

記者発表等に関する状況報告（国土交通省）
２１日公表の物件概要について報告があった。
関係特定行政庁等からの状況報告

（１）所有者等への告知状況について（各特定行政庁）
　所有者等に対する告知に関して、第一回以降の状況について報告があった。（別紙１）

（２）建築基準法第１２条５項に基づく報告聴取状況について（各特定行政庁）
　設計者・施工者に対する、第一回以降の報告徴収の進展状況について報告があった。（別紙２）

（３）マンション物件における売り主（建築主）から所有者（居住者）への説明状況について報告があった。（各特定行政庁）（別紙３）

（４）その他の姉歯建築設計事務所が構造計算を行った物件の追跡調査について（千葉県）
　千葉県より、県がリストアップした物件の関係特定行政庁への追跡調査について、情報提供の状況について報告があった。（別紙４　千葉県発表資料）

（５）指定確認検査機関に対する報告聴取について（国土交通省）
　イーホームズ及び東日本住宅評価センターについて、今回の偽造発覚の経緯や該当物件の構造計算書の審査方法等について、２１日に国土交通省より確認書を送付し、２２日中に回答を求めていること、及びイーホームズについては追加でさらなる偽造物件の調査を求めたことについて報告があった。
今後の取組について

（１）売り主等による住民対応の推進
　売り主等による住民等への説明、周辺住民への説明等、当面の仮住居の確保等を円滑に進めるよう各特定行政庁及び都県で売り主に対する指導を行うことを申し合わせた。

（２）関係住民等に対する相談体制の継続
　関係住民に対する相談窓口の設置と、相談体制の継続を確認した。

（３）関係居住者に対する受け入れ住宅の確保
　関係居住者の転出希望に応じるため、受け入れ住宅窓口の関係都県において引き続き国土交通省と連携して住宅の確保等の調整を行うことを確認した。

（４）姉歯建築士に対する聴聞（国土交通省）
　姉歯建築士に対する、建築士資格処分にかかる聴聞を１１月２４日に国土交通省において行うことが報告された。

（５）関係者の処分等
　引き続き、それぞれの指導監督権限を有する機関において、連携を図りつつ、関係者の告発･処分等の手続きを進めることを確認した。
　また、東京都においては、関係建築士事務所への立入り調査を逐次行うことが報告された。
次回の開催
　次回開催は１１月２５日（金）とすることを決定した。

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