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 JR西日本福知山線列車脱線事故に係る建議に対する対応
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平成17年9月6日
<問い合わせ先>
鉄道局技術企画課

(内線40702)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 本日の航空・鉄道事故調査委員会からのJR西日本福知山線列車脱線事故に係る建議を受け、国土交通省では以下のとおり対応します。

建議1(ATS等の機能向上)
(これまでの対応状況)
  • 急曲線における速度超過防止用ATS等の緊急整備を指示し計画をとりまとめ8月2日に公表済。(49社 2,865箇所に整備)
    (JR西日本では平成17年度中、他社はピーク1時間あたりの運転本数が10本以上の線区は平成18年度末までに整備完了)
  • 急曲線以外の箇所についても、整備すべき箇所や方法について技術基準検討委員会において検討中

(今後の対応)

  • 技術基準検討委員会において、10月中を目途に具体的な方針を決定
  • なお、これに加え、運転士に起因する事故の防止を図るため、運転士の資質の維持管理を充実させるための新たな制度を創設する等の法案を次期通常国会に提出

建議2(事故発生時における列車防護の確実な実行)
(これまでの対応状況)
  • 技術基準検討委員会において、防護無線機器の信頼性向上のための技術的方策について検討中

(今後の対応)

  • 事故発生時等において列車防護が確実に行われるよう、乗務員への教育等の徹底について指導(9月6日付け:別添1)
  • 技術基準検討委員会において、10月中を目途に防護無線機器の信頼性向上のための当面の技術的方策をとりまとめる。

建議3(列車走行状況等を記録する装置の設置と活用)
(これまでの対応状況)
  • 技術基準検討委員会において装置の具体的な内容について検討中

(今後の対応)

  • 技術基準検討委員会において、10月中を目途に具体的な方針を決定

建議4(速度計等の精度確保)
(これまでの対応状況)
  • 現行の技術基準において±2%以内の精度とするよう規定済み。また、車両新造時、4年毎の重要部検査及び8年毎の全般検査で速度計の測定を行うこととされている。

(今後の対応)

  • 基準に従って整備されているかどうか各社の実態について緊急実態調査を実施。
    (9月6日付け:別添2)その結果に応じて必要な指導等を行う。


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