平成17年12月6日 |
<問い合わせ先> |
鉄道局施設課 |
(内線40862) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
平成17年11月7日、JR東日本・山手線において発生した張力調整装置(滑車式)の重錘用ロッド(鉄棒)が破断し、重錘が外れ、高架部に隣接する道路に落下した事象を踏まえ、8日に全国の鉄・軌道事業者に対して同種の設備について緊急点検を実施するよう通知しましたが、その結果がまとまりましたのでお知らせします。
- 【点検箇所】
- 高架部等に設置されている張力調整装置(滑車式)で、道路が隣接するなど、万一、重錘が外れた場合に通行者等に当たるおそれのある2,925箇所(39事業者)について点検を実施しました。
- 【点検事項】
- ロッドについて、亀裂等異常の有無
- 重錘の落下防止対策(万一、ロッドが破断しても重錘が落下しない対策)の実施状況
- 【点検結果】
- ロッドについては、異常はありませんでしたが、念のため、3事業者23箇所において、ロッドの交換等を行いました。
- 重錘の落下防止対策については、重錘を鉄製ベルトで束ねること等により、11月30日現在で20事業者703箇所で実施されていました。
- 【今後の対応】
- 重錘の落下防止対策が行われていない箇所については、一層の万全を期すため、落下防止対策を実施するよう指導いたしました。
なお、JR東日本においては、今回の事象と同じような位置にある同種設備については、すべてロッドの交換及び重錘の落下防止対策を行うこととし、順次進めています。
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。
|

(ダウンロード)
|
All Rights Reserved, Copyright (C) 2005, Ministry of Land, Infrastructure and Transport