国土交通省
 世界で初めて燃料電池自動車の基準を整備〜燃料電池
 自動車の安全・環境に係る基準が公布され型式認証の
 取得が可能となりました。〜

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平成17年3月31日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
技術企画課

(内線42252、42255)

審査課

(内線42312、42314)

環境課

(内線42523、42524)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

    (概要)
  1.   国土交通省は、本日、圧縮水素ガスを燃料とする燃料電池自動車を対象として、衝突時の安全を含む水素ガス漏れ防止要件等を内容とする、安全・環境に係る基準を整備するため、道路運送車両の保安基準等の関係法令を改正・公布し、即日施行しました(主な基準は、別紙1参照)。燃料電池自動車の安全・環境に係る基準が整備されるのは、世界で初めてのことです。これによって、圧縮水素ガスを燃料とする燃料電池自動車の型式認証の取得が可能となりました。
      なお、本日公布した安全・環境に係る基準については、今後検討が開始される世界統一基準(GTR)でも採用されるよう、国土交通省から働きかけていくこととしています。

    (経緯)

  2.   燃料電池自動車は、環境負荷の低減に寄与すること、エネルギー安全保障に資すること、我が国産業の競争力の強化も期待できること等から、その実用化・普及が強く期待されているところです。このため政府は、その実用化に向け「燃料電池自動車の実用化に向けた包括的な規制の再点検について」を決定(2002年10月燃料電池実用化に関する関係省庁連絡会議)し、安全性の確保を前提としつつ、包括的な規制の再点検を進めることとしました。本決定において車両に関しては、燃料電池自動車に係る車両適合基準の整備を行うとされました。

  3.   これを受け国土交通省では、平成15年度から平成16年度において、独立行政法人交通安全環境研究所を中核機関として、圧縮水素ガスを燃料とする燃料電池自動車を対象とした、「燃料電池自動車実用化促進プロジェクト」(座長:石谷 久 慶応大学大学院教授)を実施し、安全・環境に係る基準について検討を進めてきました。

    (意見募集の結果)

  4.   本基準の策定に先立ち、平成16年11月16日から29日までの期間、基準案に対する意見の募集を行いました。その結果は、別紙2のとおりです。

 


別紙1、2PDF形式

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