国土交通省
 平成16年度公共交通移動円滑化設備整備費補助金の
 交付実績について

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平成17年4月28日

<問い合わせ先>
自動車交通局旅客課

(内線41234)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、補助対象事業者から申請のあった平成16年度公共交通移動円滑化設備整備費補助金について、交付を行い、このたび次のとおり額が確定しました。

補助対象事業 補助事業者数 補助車両数 国庫補助金額
ノンステップバス等の導入 74 事業者 861台 1,281 (百万円)
鉄道とバス相互の共通乗車カードシステムの整備(ICカード) 1 事業者   100 (百万円)
鉄道駅周辺等のバスターミナルのバリアフリー化 2 事業者   9 (百万円)
外国人観光客が利用しやすいバス交通の実現に向けた実証実験 7 事業者   75 (百万円)

合計

84 事業者   1,465 (百万円)

  1.  高齢者、身体障害者等が公共交通機関を円滑に利用できるようにするためには、公共交通機関の各施設のバリアフリー化を総合的に推進することが重要であり、最も身近な公共交通機関であるバスについては、ノンステップバスの普及が強くもとめられているところです。
  2.  しかしながら、個々の公共交通事業者による努力のみに委ねていてはバリアフリー化が進まない状況にあります。公共交通機関のバリアフリー化促進のためのインセンティブを働かせるため、国としてバス事業者等が行う公共交通移動円滑化設備整備費事業に対して、地方公共団体と協調して経費の一部を補助するものです。

<補助事業の概要>

補助内容 補助率
ノンステップバス等の購入費補助 通常車両価格との差額の1/2
鉄道とバス相互の共通乗車カードシステムの整備(ICカード) 補助対象経費の1/3
鉄道駅周辺等のバスターミナルのバリアフリー化 補助対象経費の1/3
外国人観光客が利用しやすいバス交通の実現に向けた実証実験 補助対象経費の1/2

 上記事業のほか、乗継等情報提供システムの整備についても補助対象事業です。


<参考1>

公共交通移動円滑化設備整備費補助金交付実績内訳(平成16年度)
○ノンステップバス等の導入                 (単位:百万円)

運輸局 事業者数 補助車両数 補助金額
北海道 14 22
東北
関東 38 533 708
北陸信越 24 35
中部 10 68 88
近畿 12 206 400
中国 12
九州 12
合計 74 861 1,281

○鉄道とバス相互の共通乗車カードシステムの整備(ICカード)(単位:百万円)

運輸局 事業者数 補助金額
近畿 100

○鉄道駅周辺等のバスターミナルのバリアフリー化   (単位:百万円)

運輸局 事業者数 補助金額
北海道
北陸信越
合計

○外国人観光客が利用しやすいバス交通の実現に向けた実証実験(単位:百万円)

運輸局 事業者数 補助金額
中部
近畿 63
四国
九州
合計 75

 

<参考2>

バリアフリー化の目標

 平成22年までに、乗合バス総車両数(約6万台)の20〜25%をノンステップバスとすることを目標としています。

公共交通移動円滑化設備整備費補助金

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