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 燃料電池自動車の世界統一基準策定のための国連の
 第1回専門家会議が日本で開催されます。
 
〜世界に先駆けて制定された日本の安全・環境基準を説明します。〜
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平成17年10月13日

<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
技術企画課

(内線42255)

環境課

(内線42525)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 

 燃料電池自動車の世界統一基準(※1)を作成するため、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)(※2)内に燃料電池自動車に関する会議体(※3)を設置して、検討を進めていくこととなり、その第1回の専門家会議が、10月19日(水) から21日(金)にかけて、日本で開催されることとなりました。
 専門家会議では、まず、日本が、世界に先駆けて制定された我が国の燃料電池自動車に関する安全・環境基準について説明するとともに、会議後半には、燃料電池自動車の安全に関する研究施設の視察を行う予定です。
 燃料電池自動車は、脱温暖化、低公害車の観点から期待されており、政府としても平成15年から「燃料電池自動車実用化促進プロジェクト」を推進しています。
 なお、この会議には、海外から欧米をはじめとした各国(6ヶ国)の政府関係者及び専門家が約15名参加する予定です。今回の会議をスタートとして、今後、日本の基準を世界統一基準にするべく活動をしていく予定です。
  ※の解説は別紙参照のこと。  

<専門家会議の開催日時、場所等>

1.日時 平成17年10月19日(水)〜21日(金)の3日間
2.場所 自動車基準認証国際化研究センター他(詳細は別紙のとおり)
3.出席者 別紙のとおり
4.議題 別紙のとおり
5.その他 議事概要については、後日、国土交通省ホームページに掲載いたします。


別紙

1.場所
平成17年10月19日(水)〜20日(木)10:00〜18:00
自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)
東京都千代田区麹町5−7秀和紀尾井町TBRビル 11階 1120会議室

平成17年10月21日(金)10:00〜16:30
財団法人 日本自動車研究所(JARI)
 茨城県つくば市苅間2530 FC・EVセンター
茨城県東茨城郡城里町大字小坂字高辺多1328番23 城里テストセンター

2.出席者
WP29参加の各国政府関係者及び専門家
(アメリカ、カナダ、ドイツ、オランダ、スウェーデン、中国 )
日本側:
自動車交通局技術安全部技術企画課国際業務室長 和迩 健二
独立行政法人交通安全環境研究所環境研究領域上席研究員 成澤 和幸
 他 数名

3.議題
  • 日本における燃料電池自動車の安全・環境基準(衝突安全、水素安全、感電保護等)のプレゼンテーション
  • 今後の燃料電池自動車の世界統一基準のあり方について
  • 日本自動車研究所(JARI)の水素安全研究施設の視察

【解説】
※1  世界統一基準とは98年協定(世界技術規則協定)に基づく世界的に統一された技術基準をいう。
※2  自動車基準調和世界フォーラム(WP29)(World Forum for the Harmonization of Vehicle Regulations)とは、自動車の安全、環境に係る国際調和基準の制定・改正作業を行うとともに、98年協定及び58年協定(相互承認協定)の管理・運営を行っている国連欧州経済委員会(UN/ECE)内に設置されたフォーラムをいう。
※3  燃料電池自動車に関する会議体(HFCV WG :Hydrogen and Fuel Cell Vehicles Working Group)とは、WP29内のGRPE(大気汚染及びエネルギー分科会)及びGRSP(衝撃吸収分科会)の合同の作業部会として設置されたものであり、水素燃料電池自動車の安全・環境基準について検討を行うこととなっている。
 
 
 

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