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 (株)パブコの道路運送車両法違反に係る告発等について
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平成17年12月22日
<問い合わせ先>
自動車交通局
技術安全部技術企画課

(内線42202)

技術安全部審査課

(内線42302)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  1. 概要
     (株)パブコが、貨物自動車の新規検査等の受検の際に、車両重量を実際の状態より軽くして不正に自動車検査証を取得していたことが判明しました。
     本件は、会社ぐるみで、長年にわたり、道路運送車両法違反を行っていたという極めて悪質な案件であり、誠に遺憾です。
     このため、本日、関東運輸局から神奈川県警察本部に対し道路運送車両法違反で告発しました(道路運送車両法第71条違反による第107条及び111条に係る罰則)。
     また、本日、関係団体に対し同種の不正事案を行っていないかの調査等について文書で指示しました。

    <参 考>
     107条及び111条とも1年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金、又はこれを併科

     

  2. 告発について
    (1)告発の対象とした不正受検車両
     告発の対象とした不正受検車両は、現車を確認した結果、予備検査時の車両重量と実際の使用状態の車両重量が異なっていることが確認された貨物自動車(1台)です。

    • 予備検査受検年月日:平成16年2月16日
    • 新規登録年月日:平成16年2月26日
    • 告発対象車両の自動車検査証記載値と本来あるべき記載値
      車両重量 乗車定員 最大積載量 車両総重量
    自動車検査証記載 11,340kg 2名(110kg) 13,500kg※ 24,950kg
    本来あるべき記載 11,970kg 同上 12,900kg 24,980kg
    ※ 本来あるべき数値よりも600kg大きく記載されている

    <参考>
     車両総重量 = 車両重量 + 乗車定員×55kg + 最大積載量 ≦ 25t(道路運送車両の保安基準)

    (2)不正行為の内容
     実際の使用状態は、燃料タンクを3個(それぞれの容量は300L、300L、200L)搭載するにも拘わらず予備検査時において1個(容量300L)しか搭載しないものとして自動車予備検査証を取得し、新規登録後、残りの2個(300L、200L)を搭載したもの。

  3. 関係団体に対する指示について
     本日、架装メーカー等からなる事業者団体である(社)日本自動車車体工業会に対し、傘下会員における法令遵守の徹底とともに傘下の架装メーカーが今回と同種の不正事案を行っていないかについて調査を行うよう文書にて指示しました。
     また、関係団体である(社)日本自動車販売協会連合会、(社)全日本トラック協会及び(社)日本バス協会に対し、傘下会員における法令遵守の徹底等について文書にて指示しました。

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