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 リサイクルポート推進協議会総会及びセミナーの開催結果
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平成17年7月8日
<問い合わせ先>
港湾局環境整備計画室

(内線46674)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 港湾を核とした静脈物流システムの事業化を進めるリサイクルポート構想を推進するため、官民共通のプラットフォームとして設立された「リサイクルポート推進協議会」(任意団体、平成15年設立)では、参加する関係者が円滑に情報、意見交換を行える場として、部会活動、ブロック交流会等の各種活動を実施してきております。
 7月6日に、平成17年度総会及び「リサイクルポート・セミナー」が開催されました。総会では、末吉会長(北九州市長)の開会挨拶、鬼頭港湾局長の来賓挨拶の後、協議会新規会員の承認、部会活動報告等の議事が滞りなく行われました。また同会場で引き続き「リサイクルポート・セミナー」が開催され、早稲田大学永田勝也教授による「国際静脈物流」をテーマにした基調講演の他、リサイクルポートに係る最近の話題について3つの講演が行われました。

  1. 日時
      平成17年7月6日(水)
       13:30〜14:30 総会
      14:50〜17:00 リサイクルポート・セミナー

  2. 場所
      ホテルフロラシオン青山(1階 ふじの間)
      (港区南青山4-17-58)

  3. 内容
        別添開催概要のとおり


(別添)

リサイクルポート推進協議会総会議事及びリサイクルポート・セミナー開催概要

日時 平成17年7月6日(水) 総会    13:30-14:30
                   セミナー  14:50-17:00

会場 ホテルフロラシオン青山(1階 ふじの間)
     (港区南青山4-17-58)

参加者数 約200名  

  1. リサイクルポート推進協議会 総会議事

    会長挨拶 末吉興一 北九州市長
    来賓挨拶 国土交通省港湾局長 鬼頭平三
    <主な承認事項>

    • 平成17年度より、協議会の運営及び活動の企画・立案及び部会間の調整等を図るため、幹事会を設置して体制を強化 
    • 平成17年度活動計画において、新たに秋のリサイクルポート・セミナーの開催を決定

              

  2. リサイクルポート・セミナーレジュメ
    (1)基調講演 「循環型社会への第2のパラダイムシフト」
              〜国内外での循環物流の構築に向けて〜
                永田 勝也 早稲田大学教授  

      わが国の循環型社会の目指す方向、広域リサイクルとその体制づくり、リサイク ルポート構想の概要と展開、廃棄物セキュリティ、希少資源セキュリティ等につ いての講演がなされた。

    (2)「汚染土壌対策について」〜汚染土壌とその海上輸送について〜
              白鳥 寿一 同和鉱業株式会社 エコビジネス&リサイクル
                      カンパニー ジオテック事業部浄化担当部長

     土壌汚染対策法の施行に伴い、汚染土壌処理の需要が生じてきており、その処理の過程における船舶による海上輸送の有効性について講演がなされた。

    (3)「電子マニフェストについて」
              麻戸 敏男 財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター
                      情報処理センター普及部部長

     循環資源を扱う際に、その廃棄物としての側面を鑑みると、物流の流れの中で適正に把握・管理されることが必要であるが、このためのシステムとして現在運営されている電子マニフェストのシステムについて講演がなされた。

    (4)「使用済み自動車のリサイクル」
              酒井 清行 有限責任中間法人 日本ELVリサイクル機構
                      代表理事

     自動車リサイクルの現状、使用済み自動車の流通、解体業者におけるリサイクル の実務、自動車に使用されている材料とリサイクル率、中古部品とその市場の将来性等について講演がなされた。

     各講演ともに最新の情報が盛り込まれており、示唆に富む内容であった。

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