平成17年3月22日 |
<問い合わせ先> |
航空局航空機安全課 |
(内線50202)
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TEL:03-5253-8111(代表)
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国土交通省航空局は、エアバス式300-600系列型航空機の所有者に対し、本日、TCD—6589-2005を発行した。
- 本TCDの対象となる航空機
エアバス式A310及びA300-600系列型。
国内航空会社においては、10機が対象となる。
- 発行の理由
2005年3月6日、キューバのバラデロ空港からカナダのケベック空港に向かっていたエアバス式A310-300型機がカリブ海の上空高度35,000フィートを巡航中、方向舵が機体から脱落した。
これを受け、同型機の設計国航空当局であるフランス民間航空総局(DGAC)が平成17年3月18日付けで方向舵及び垂直尾翼の検査及び必要に応じ処置を求める緊急耐空性改善命令(AD)を発行したので、これに基づいて我が国運航者に検査を求めるため、TCDを発行するもの。
- 今回発行するTCD-6589-2005の概要
本日より550飛行時間又は3ヶ月を超えない時期のいずれか早い時期までに、垂直尾翼の目視検査、方向舵を取り付けるヒンジの目視検査、方向舵のパネルの検査及び必要に応じて処置を実施することを指示するもの。
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