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 第4回 航空管制の安全に関する研究会概要
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平成17年8月12日
<問い合わせ先>
航空局管制保安部
保安企画課

(内線51132)

管制課

(内線51216)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 標記について、以下のとおり開催されたことをお知らせします。

  1. 日時  : 平成17年8月11日(木)午後2時〜4時

  2. 場所  : 霞ヶ関中央合同庁舎3号館11階 特別会議室

  3. 出席者: 別紙のとおり

  4. 議事概要

     羽田空港の発着枠の見直しについてこれまで3回にわたり研究会を開催した結果を踏まえ、とりまとめにあたっての方向性・留意点について議論した。主な意見の内容は次のとおり。

    • 到着枠を増加させることについて安全上の問題はないと判断するが、その根拠となる計算式の考え方については過不足なく説明すべき。
    • 航空会社の設定するダイヤに偏りがある結果、特定の連続する1時間をみると現行の1時間あたり29回の到着枠をはるかに超えた到着時刻が予め設定されている等ダイヤの平準化の問題をきちんと指摘すべき。
    • 先行機との間隔に不安があれば着陸復行というプロセスをとればよいこと、着陸復行は安全なプロセスであること、かつ、到着枠を増加させたとしても着陸復行が増加する可能性はほとんどないと関係者が認識していることをとりあげるべき。
    • 交通量が増大しているにもかかわらず、管制官の要員は10年前とほぼ同数であり、管制官の負荷が増してきていることを踏まえ、負荷軽減のための新しい管制卓の導入等管制システムの高度化や、やりがいのある職場環境の整備についてとりあげるべき。
    • 到着枠を増加させることについては統計上の見地から安全と判断できるが、災害・トラブル等不測の事態が発生した場合でも的確に対応して安全を確保できるようリスク・マネジメントの確立についても言及すべき。

  5. 今後の予定

       今回の議論を踏まえて、座長・事務局で各メンバーと調整を図りながらとりまとめ案を作成することとした。
     (次回研究会の日時は、開催の有無も含めて未定。)


第4回航空管制の安全に関する研究会 出席者

◎研究会メンバー
山本雄二郎 高千穂大学客員教授
屋井 鉄雄 東京工業大学大学院教授
鈴木 真二 東京大学大学院教授
松田 英三 読売新聞論説委員
池羽 啓次 (社)日本航空機操縦士協会 専務理事
中野 秀夫 (財)航空管制協会 理事

◎航空局
北村 隆志 管制保安部長
鈴木 昭久 保安企画課長
藤森 武男 航行視覚援助業務室長
古川 義則 管制課長
後藤 容順 空域調整整備室長
片平 和夫 建設課長
台木 一成 東京航空局保安部長
有馬 孝 東京航空局保安部管制課長
蒲生 猛 東京航空局東京空港事務所長
吉田由紀雄 東京航空局東京空港事務所管制保安部長
鈴木 正則 東京航空局東京空港事務所先任航空管制官

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