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平成17年5月18日 |
<問い合わせ先> |
大臣官房技術調査課 |
(内線22353) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
土木研究所 |
多くの国民が使用するコンクリート構造物は、長期にわたって所要の品質を確保する必要があり、このため国土交通省では、コンクリート構造物の耐久性に関わる鉄筋の配筋状態及びかぶりの確認について、非破壊試験(電磁誘電法、電磁波レーダ法)を用いたコンクリート構造物の品質管理手法の試行を実施します。
コンクリート構造物の鉄筋の配筋状態及びかぶりの確認は、これまでコンクリート打設後においては直接確認することが出来ないため、鉄筋組立て完了後かつコンクリート打設前に、監督職員の段階確認として臨場等により実施してきました。
この度、電磁波などによる非破壊試験技術を活用して、コンクリート打設後に鉄筋の配筋状態及びかぶりを確認することが技術的に可能となり「非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領(案)」を策定し、適正な品質確保や監督、検査の充実を目指して、今年度コンクリート橋梁を対象に全国で試行を行います。
今回の試行では、平成17年度に施工される橋梁の上部工事及び下部工事のうち、全国85箇所を試行対象工事として実施する予定であり、試行を通じ効果の検証及び課題の抽出を行っていきます。
(参考資料)
(別添)
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