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平成17年11月18日 |
<問い合わせ先> |
大臣官房技術調査課 |
(内線22353) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
原油価格の高騰を背景に、公共土木工事の主要材料であるアスファルト混合物の市場取引価格に急激な変動がみられる。このため、工事の予定価格にアスファルト混合物の実勢価格が反映されるよう、よりきめ細やかな価格調査を実施することとしました。 具体的には、特別な材料・規格のアスファルト混合物について、従来、年2回程度行っている調査頻度を、当面の間、全国一斉に1回/月として調査を実施します。 |
国土交通省では、アスファルト混合物に限らず、市場の取引の実勢価格を適切に予定価格に反映するために、積算に用いる資材の使用頻度、過去の価格変動状況、地域特性等を勘案して、調査頻度を各地域毎に決定しています。
アスファルト混合物は、材料・規格が数十種類もあり、一般的によく使われる材料・規格と一般的でなく使用頻度の少ない特別な材料・規格に分けられ、それに併せて単価調査の頻度を設定しています。
一般的によく使われる材料・規格については、価格調査機関が月に1度発行している価格情報誌の価格を参考に積算しており、従来より月毎の価格設定となっていましたが、一般的でなく使用頻度の少ない特別な材料・規格については、年2回程度の調査を基本に資材価格を設定していました。
国土交通省では、原油価格の高騰に伴う措置として、予定価格に取引の実勢価格を適正に反映するため、工事を発注する各地方出先機関に対し、引き続き、資材の価格動向に注視するとともに、予定価格の積算にあたっては、資材の市場価格動向を的確に反映した、直近の資材単価を使用するよう指示しているところであるが、今回更に特別な材料・規格のアスファルト混合物について、当面の間、全国一斉に1回/月の調査を実施することとしました。
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