国家機関の建築物における吹付けアスベスト等に関する調査について

平成１７年９月２９日

＜問い合わせ先＞

大臣官房官庁営繕部

計画課保全指導室

（内線23315)

TEL：03-5253-8111（代表）

　国土交通省では、アスベスト問題への当面の対応の一環として、平成１７年７月２９日に国家機関の建築物（官庁施設）を管理する各政府機関に対して、吹付けアスベスト等の使用実態について調査を依頼したところです。この度、別添のとおり調査結果をとりまとめましたので、お知らせします。

調査概要
- 調査施設：すべての国家機関の建築物
- 調査材料：「吹付けアスベスト」及び「アスベストを含有する吹付けロックウール」
- 調査期間：平成１７年７月２９日～９月１５日
- 調査方法：設計図書、目視等を基本に調査を実施
調査結果
- 調査対象件数　：８４、０９２棟
- 吹付けアスベスト等の使用が確認された件数　：１、０２１棟
  （うち３１９棟は、封じ込め等の飛散防止対策を実施済み）
※　６、４３９棟については、現時点で吹付けアスベスト等の使用の有無が確認できていない（調査継続中を含む）。
今後の対応
　吹付けアスベスト等の使用が確認された施設においては、除去、封じ込め等の必要な措置を講ずるほか、現時点で使用の有無を確認できていない施設においては、分析調査等により確認するなど、必要な措置を適切に講ずるよう、国土交通省では、今回の調査結果に基づく措置の進め方等について、施設を管理する各政府機関に対し、必要な保全指導及び情報提供を行うこととしています。

（別添）　国家機関の建築物における吹付けアスベスト等に関する調査結果

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