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 「文化観光懇談会」の提案に基づく外国人を対象とした
 『日本の庭園から日本人の美意識・自然観を学ぶモデルツアー』の実施結果について

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平成18年3月8日
<問い合わせ先>
総合政策局観光企画課

(内線27152、27154)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 国土交通省では、文化観光の振興の観点から「文化観光懇談会」(座長:赤坂憲雄氏−東北芸術工科大学教授−)を平成17年7月から開催していますが、同懇談会の提案を受けて、外国人を対象とした「日本の庭園から日本人の美意識・自然観を学ぶモデルツアー」を14の国・地域から20名の参加を得て別紙の日程で実施しました。
 このモデルツアーでは、異文化で育った人々に、より深く日本文化を伝える糸口や方法を探るため、河合隼雄文化庁長官、VAN TONDER GERT JAKOBUS 京都工芸繊維大学助教授、矢ヶ崎善太郎京都工芸繊維大学助教授から英語による解説等を行うとともに、その質疑の状況を記録にとどめ、今後、今回視察した箇所を含め広く日本の文化を外国人にも伝える基礎資料とすることとしています。
 河合長官の解説等では、「東洋的な物の見方は、全ての事象を区別して捉え、理解しようとする西洋的な物の見方と異なり、“あなた”と“私”を分けず、すべてが融合するものとしての意識をもつ。」との立場から、『京都の庭や建物といった生活文化の隅々に「融合」の思想が表現されている。このツアーでは、日常生活と日本のアートとが融合した、現代様式の中にある日本文化を体現して欲しい。』との発言もあり、参加者からは、「日本文化の深い理解や新たな側面の発見に大いに役立った。」などの取り敢えずの意見が寄せられています。


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