中国からの訪日団体観光旅行制度の改善について

平成１８年６月３０日

＜問い合わせ先＞

総合政策局旅行振興課

（内線27312、27325）

TEL：03-5253-8111（代表）

　中国からの訪日団体観光旅行制度は、平成１２年６月の日中合意に基づき、同年９月から、北京市、上海市及び広東省の２市１省の居住者を対象に開始されました。その後、査証発給対象地域の拡大が図られてきており、平成１７年７月には中国全土が対象地域とされました。こうしたことから、本制度を利用して訪日団体観光旅行を楽しむ中国人旅行者の数は順調に増加し、平成１８年４月末までの累計で２１４，２５６名に達しました（平成１７年は５８，２４４名で訪日中国人旅行者全体に対する割合は９．８％）。

　今般、査証発給対象地域の中国全土拡大から１年が経過したことを機に、より多くの中国人旅行者の方に訪日団体観光旅行を楽しんで頂くため、本年７月１日以降、団体観光旅行で訪日した中国人旅行者が日本に到着後、日本側取扱旅行会社主催のオプショナルツアーに参加できることといたしました。ただし、失踪者等の発生防止の観点から、それぞれのオプショナルツアーに２名以上の日本側取扱旅行会社の添乗員が同行することが条件となります。

　これにより、中国人旅行者の日本における過ごし方の選択肢が豊富となることから、旅行満足度の向上、ひいては訪日旅行のリピーターの拡大等につながることが期待されます。

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