平成18年7月5日 |
<問い合わせ先> |
総合政策局国際観光課 |
(内線27412、27416) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
- 7月1日(土)から3日(月)にかけて、第一回日中韓観光大臣会合及び関連行事が北海道で開催された。
- 2日(日)には、釧路市阿寒町で大臣会合が開催され、北側国土交通大臣・観光立国担当大臣、中国の邵h偉(しょう・きい)国家旅游局長、韓国のキム・ミョンゴン文化観光部長官が、日中韓三国の観光協力の強化に向けて協議を行った。
- 会合の成果は、「日中韓三国間の観光交流と協力の強化に関する北海道宣言」としてまとめられた。この宣言では、
- (1)「北海道の観光資源の魅力を実感するとともに、観光地としてのさらなる成長の可能性を確信する」との北海道に対するメッセージとともに、各大臣の発言を受けて観光の多様な意義を確認し、
- (2)21世紀の東アジアの大交流時代の到来に当たり、互いの文化・伝統を尊重し協力を強化していくこととし、「日中韓観光ビッグバン」と銘打って、日中韓域内外の観光交流拡大のための計画を策定した。
- この計画では、
-
観光交流拡大の制約要因の改善と航空路線網の拡充や査証などさらなる交流拡大方策について、官民挙げて検討すること
-
多国間協力・地域協力枠組みの一層の活用
-
青少年交流、文化・スポーツ交流、姉妹友好都市交流など三国間の観光交流拡大方策、
-
三国共同でのクルーズ誘致など、三国外と三国の間の観光交流拡大方策、
- 等について、具体的な事項が盛り込まれた。
- (3)また、2005年に約1200万人である日中韓の観光交流について、2010年に500万人増加させて1700万人以上とすることを目標として設定した。
- さらに、今後、日中韓観光大臣会合は持ち回りで毎年夏に開催することとし、次回は中国(青島・大連)で開催することとなった。
- また、今回の一連の行事では、日中韓民間ツーリズム会合の開催など、日中韓の民間の観光関係者も含めて交流拡大について取り組む共通の認識ができた。
- 今後、今回の会合と一連の行事の成果を踏まえ、民間の協力も得ながら、2010年1700万人以上との目標達成等に向けて、日中韓の観光分野における協力の強化と観光交流の飛躍的拡大に取り組んでいく。
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。
|

(ダウンロード)
|

All Rights Reserved, Copyright (C) 2006, Ministry of Land, Infrastructure and Transport