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平成18年7月14日 |
<問い合わせ先> |
河川局河川環境課 |
流域治水室 |
(内線35462) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
<別紙1> 平成17年度の全国水生生物調査は2,292団体、85,910人の参加を得て行われました。 国土交通省及び環境省がまとめた平成17年度の調査結果によれば、 (1) 全国4,059地点のうち、河川の水生生物の生息状況による水質判定により、「きれいな水」と判定された地点が全体の59%を占めました。 (2) 夏休み期間を中心として、学校や市民団体の多数の参加が得られました(全国の参加者のうち、小中学校等の学校が68%、子供会・市民団体等が25%)。 (3) 特に、一級河川では、前年度に引き続き18,000人を超える大勢に参加いただきました。また、712地点で調査を実施し、過去最高の調査地点数となりました。 一級河川のうち、調査地点の多かった河川としては、江の川水系江の川21地点、最上川水系最上川12地点、北上川水系北上川12地点、天竜川水系天竜川11地点でした。
「水生生物調査」とは。 |
<別紙1>
平成17年度 全国水生生物調査の結果について(環境省同時発表)
主 旨
河川に生息するサワガニ、カワゲラ等の水生生物の生息状況は、水質汚濁の影響を反映することから、それらの水生生物を指標として水質を判定することができます。このような調査は、一般の人にも分かりやすく、高価な機材等を要しないことから誰でも簡単に参加できるという利点があります。また、調査を通じて身近な自然に接することにより、環境問題への関心を高めるよい機会となるため、国土交通省と環境省では、昭和59年度から全国水生生物調査を実施しています。
平成17年度調査結果の概要
(1) 調査方法
本調査では、河川に生息する水生生物のうち、全国各地に広く分布し、
分類が容易で、
水質に係る指標性が高い、30種を指標生物としています。
河川で水生生物を採集し指標生物の同定・分類を行い、地点毎に、(きれいな水)、
(少しきたない水)、
(きたない水)、
(大変きたない水)の4階級で水質の状況を判定しています。
(2) 調査結果
○参加者数
平成17年度の参加者は85,910人(前年度90,782人)となりました。
参加者数 | 参加団体数 | 調査地点数 | |
合計 | 85,910人 | 2,292団体 | 4,059地点 |
一級河川 ※1 | 18,786人 | 647団体 | 712地点 |
その他の河川 ※2 | 67,124人 | 1,645団体 | 3,347地点 |
〇水質判定結果
平成17年度は59%の地点が「きれいな水」と判定されました。前年度(60%)と同様の状況となっています。
合計 | 一級河川 | その他の河川 | |
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59% | 54% | 60% |
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25% | 37% | 22% |
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12% | 6% | 13% |
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2% | 1% | 3% |
判定不能 | 2% | 2% | 2% |
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