平成18年9月22日 |
<問い合わせ先> |
河川局河川環境課 |
(内線35462、35452)
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TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省では、昭和33 年から一級河川(直轄管理区間)において水質調査を実施しており、毎年、調査結果をとりまとめて公表しています。
この度、平成17
年の全国一級河川109 水系1,106 地点における水質状況、環境基準等の満足状況、河川ランキング等をとりまとめましたので公表いたします。
<環境基準満足状況、水質状況>
- 全国で見ると、BOD 値(またはCOD
値)が環境基準を満足した調査地点の割合は88%で、平成15年、16年に引き続き、3年連続で過去最高の割合となった。
- ダイオキシン類については、水質環境基準を満足した調査地点の割合は99%で、底質環境基準は全ての調査地点が満足した。
<河川ランキング>
- 河川毎に見ると、BOD
値による河川平均水質の下位5河川は1位から4位までは平成16年と順位は異なるものの同一の河川である。うち平成16年1位の綾瀬川(利根川水系)、2位の中川(利根川水系)は、大幅な水質の改善が図られた。
- なお、水質改善の状況として、BOD 値の10 年間の改善幅で比較すると、綾瀬川(5.9 mg/ℓ 減)、大和川(5.5mg/ℓ
減)は、特に大幅な改善が見られる。
<新しい水質指標による調査結果の概要>
- 河川を人と河川の豊かなふれあい、豊かな生態系など多様な視点で総合的に評価する新しい水質指標に基づき、初めて全国規模で住民協働調査を試行した。
-
新しい水質指標によってA〜Dランクの4段階の総合的な評価を行った結果、評価ランクが最も高いAランクの地点は、人と河川の豊かなふれあいの視点については約15%、豊かな生態系の視点については約52%となった。
- 今後、多くの住民と連携しながら新しい水質指標による調査の充実と評価結果の活用を図ることとしている。
<添付資料一覧>
- 平成17 年水質調査結果の概要
・・・・・・P1【PDF形式】
(1)生活環境の保全に関する環境基準の満足状況
(2)調査地点の水質状況
(3)人と川のふれあいからみた水質状況
(4)ダイオキシン類からみた水質状況
- 水質事故等の状況
・・・・・P5【PDF形式】
(1)水質事故の現状
(2)コイヘルペスの状況
- 平成17 年河川ランキング
・・・・・P7【PDF形式】
- 平成17 年新しい水質指標による調査結果の概要
・・・・・P11【PDF形式】
※詳細については、
参考資料「平成17 年全国一級河川の水質現況(速報版)」【PDF形式】を参照。
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