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 横浜市における構造耐力不足の分譲マンションについて
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平成18年2月20日
<問い合わせ先>
住宅局
建築指導課

(内線39515、39516)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 横浜市から、構造計算書偽装問題に係る一連の調査において、構造計算の誤りと考えられる原因により、構造耐力が不足し建築基準法の規定を満たしていないマンションが判明し居住者へ説明会を行ったとの報告が18日にありましたのでお知らせします。

  1. 物件概要
    • 物件名 :セントレジアス鶴見(37戸)
    • 所在地 :横浜市鶴見区
    • 建築主 :(株)ヒューザー
    • 設計者 :(株)下河辺建築設計事務所(H18.2.9事務所登録取り消し)
    • 構造設計者 :(株)田中テル也構造計画研究所
    • 施工者 :木村建設(株)
    • 建築確認 :日本ERI(株)(2002年11月)

  2. 構造設計者の概要
    (株)田中テル也構造計画研究所
    会長:田中瑛也(管理建築士、1級建築士) 

  3. 構造耐力の程度
    • 中規模地震時に一部の耐震壁にひび割れが発生する可能性
    • 大規模地震時の保有水平耐力の指数0.64程度

  4. 対応状況
     国土交通省は1月20日に横浜市から口頭で情報提供を受けて以降、同市から調査状況について逐次報告を受けるとともに、当該構造計算を行っていた建築士事務所に対する立入検査を東京都に求め、その結果把握された類似物件について所管する特定行政庁に調査を依頼する等の対応をとってきている。
    • 都への立入検査実施依頼(1/30国土交通省)、
    • 都において立入検査を実施(2/7)。同様の構造計算を要する類似8物件(都内7物件、神奈川県内1物件)を把握し国土交通省に報告(2/9)。
    • 横浜市の調査の状況報告(2/15)を受け、類似8物件の所在特定行政庁に調査を要請(2/15国土交通省(締切3/10))。2/16横浜市、強度確定。
    • 現在、特定行政庁で同様の誤りの有無等を調査中。
     今後、調査結果を踏まえ当該物件の安全性確保を図るとともに、関係する建築士等の厳正な処分等を行う他、新たな再発防止策について必要性が認められた場合、社会資本整備審議会建築分科会基本制度部会で所要の検討を行う。

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