わが国と英国との鉄道分野における連携を強化するため、下記のとおり「第５回日英鉄道協力会議」を開催いたしました。会議では、両国の鉄道について意見交換等を行いましたので、結果を報告致します。

記

1. 日程等
   

   日時	１０月１８日（水）　１０：００〜１８：００
   場所	国土交通省合同庁舎３号館８階国際会議室
   出席者	英国側	ランバース英国運輸省鉄道局長等
   	日本側	平田鉄道局長
   		大口鉄道局次長
   		潮崎鉄道局国際業務・車両工業企画室長等

2. テーマ
   
   • 鉄道の現況
     英国側から同国の鉄道政策の長期戦略等について、日本側から鉄道政策の現状について紹介を行った後、それぞれの国のバリアフリー施設整備等について意見交換を行った。
     
   • 鉄道の長期戦略
     英国側から同国の将来の鉄道ネットワークについて、日本側からN700系新幹線について紹介を行った後、技術面や調達方法等について意見交換を行った。
     
   • スマートカードの導入
     英国側からITを用いたチケットシステムについて、日本側からSUICA事業について紹介を行った後、両国のICカードについて意見交換を行った。
     
   • 地方鉄道の再生
     英国側からスコットランドの鉄道への投資について、日本側から富山ライトレール導入についての紹介を行った後、計画における費用や需要予測などについて意見交換を行った。
     

3. 次回会合
   　 わが国と英国との鉄道分野における連携強化の重要性に鑑み、今後とも継続的に情報交換を行うことを確認し、次回会合を来年英国で開催すべく、テーマ等について事務的に調整を行うこととした。　　 　 　　

   （経緯等）
   　 本会議は、第１回会議が平成１４年１０月に日本（東京）で開催されて以来、４回の会議が開催されており、今回で５回目の開催となるものです。
   

   以上
   

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