平成18年9月27日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局 |
技術安全部整備課 |
(内線42402、42415)
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TEL:03-5253-8111(代表)
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- 大型車(注1)の車輪脱落事故の再発防止のためには、適切な点検・整備の実施とタイヤ交換時における的確な作業が必要です。このため国土交通省は、平成16年12月、「再発防止のための注意事項等」を取りまとめ、大型車の使用者、自動車整備事業者及び自動車製作者への啓発に努めてきたところです。また、平成18年4月には、その再徹底を関係者に通知したところです。
【再発防止のための注意事項等】
- 車輪を取り付けるホイール・ナットは規定トルクで締め付けること
- 車輪の脱着後は一定距離走行したらホイール・ナットを規定トルクで増し締めすること
- ホイールの種類(スチール製、アルミ製)に合ったホイール・ボルトとナットを使用すること、等
- しかしながら、依然として車輪脱落事故は発生しています。また、これまでの事故発生状況から、2月と3月に事故が多く発生する傾向にあり、冬用タイヤへの履替時期である10月と11月に重点的かつ効果的な啓発活動を行うことが必要です。
- このため、国土交通省では、自動車関係団体(注2)に呼びかけて「大型車の車輪脱落防止対策に係る啓発活動連絡会」を設置しました。9月25日に開催された第1回連絡会では、冬用タイヤへの履替時期である10月と11月において、各団体が協調・連携して、以下のとおり啓発活動に重点的に取り組むことが決まりました。
【各団体の主な取組み】(詳細は、別添1)
- (社)日本自動車工業会では、日常点検、タイヤ交換時の注意事項及び誤組防止を記載したパンフレット(別添2)を作成し、自動車販売店や関係団体の協力を得て、450,000部配布することにより周知する。また、ラジオ・スポットを活用し、正しい点検・整備や誤組防止等の周知・啓発活動を実施する。
- (社)日本自動車機械工具協会では、インパクトレンチの正しい使い方を策定するとともに新聞折り込み広告に掲載し、145,000部配布することにより周知する。
- (社)日本自動車タイヤ協会では、タイヤ取付け時の注意事項に関してのパンフレット(別添3)を作成し、タイヤ・メーカー各社を通じて販売会社、直営店、一般の小売店へ50,000部配布することにより周知・啓発活動を実施する。
(注1) |
車両総重量8トン以上の貨物車又は乗車定員30人以上のバス |
(注2) |
(社)全日本トラック協会、(社)日本バス協会、(社)全国自家用自動車協会、(社)日本自動車整備振興会連合会、(社)日本自動車販売協会連合会、全国タイヤ商工協同組合連合会、(社)日本自動車タイヤ協会、全国石油商業組合連合会、(社)日本自動車工業会、(社)日本自動車車体工業会、日本自動車輸入組合、(社)日本自動車機械工具協会、(社)日本自動車機械器具工業会、自動車用品小売業協会。 |
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