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 自動車の安全・環境に関する世界統一基準が3項目採択されました
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平成18年11月24日
<問い合わせ先>
自動車交通局
技術安全部技術企画課

(内線42253)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 平成18年11月14日から17日まで、スイス、ジュネーブで開催された国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(UN/ECE/WP29:別添注1)において、以下の3項目についての世界統一基準(gtr:global technical regulation)が日欧米を含む加盟国により採択されました。これは、基準の世界的な統一を促進するための協定(別添注2:以下98年協定)に基づいて作成されたものであり、今後も、現在進行中の他のgtrの策定作業が加速していくことが期待されます。

 今回採択されたgtrの概要は以下のとおりです。今後、今回採択されたgtrを加盟各国が国内基準への導入を進めることにより、基準の国際的な調和が進んでいくことになります。

(1)二輪車ブレーキ
二輪車のブレーキ(主制動装置やABS等)について、性能要件や試験方法等を定めるもの
(2)重量車排出ガス試験法(WHDC)
重量車(トラック、バス等)について、排出ガス試験サイクル等の排出ガス試験方法を定めるもの
(3)重量車排出ガス故障診断装置(重量車OBD)
重量車の排出ガス低減装置の性能劣化を検知し、ドライバーに知らせる装置について、検知項目や故障検出時の表示方法等を定めるもの

 自動車の安全・環境基準については、安全・環境レベルの向上や国際流通の円滑化を図るため、各国ごとに異なっている基準の世界的な調和が進められており、平成12年8月には 98年協定が発効しています。国土交通省としても、自動車基準の国際的な調和を重視しており、今回採択された大型車車載診断装置に関するgtrの策定作業においては、作業グループの議長を日本が務めるなど、積極的に関与してきたところです。


 
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