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平成18年2月14日 |
<問い合わせ先> |
海事局船員政策課 |
国際企画室 |
(内線45166) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省海事局では、世界海事大学教授 中澤 武(なかざわ たけし)氏を迎え、下記のとおり海事関連講演会を開催いたしますので、お知らせします。
なお、本講演会は、海洋政策研究財団(シップ・アンド・オーシャン財団)の平成17年度海外交流基金により実施されるものです。
記
○日時 | : | 平成18年3月10日(金) 15:30〜16:30 |
○場所 | : | 国土交通省 第3合同庁舎10階 海事局会議室(1027) (〒100-8918 東京都千代田区霞ヶ関2-1-3) |
○講演者 | : | 世界海事大学 教授(海事教育訓練主任) 中澤 武 氏 |
(参考) | 同氏は、平成16年10月に神戸大学海事科学部から世界海事大学に派遣されており、現在は、海事教育訓練コースの主任として在職されているほか、同大学が計画している「海事教育訓練機関の品質保証と審査」事業のメンバーの一員である。 | |
○議題 | : | 「海事教育機関における資質基準制度 Quality Standard System」 |
(参考)
STCW条約における資質基準制度
STCW条約 第T−8規則においては、各締約国の政府機関等に対して、同機関等が行う訓練、能力の評価、資格証明(裏書、更新を含む)に係る活動について、資質基準を設けた上で、5年を超えない一定期間ごとに第三者による外部評価(独立した評価)を実施することを義務付けている。
この独立した評価の結果は、IMO事務局長あてに提出することが義務付けられており、事務局長が選定した有識者パネルによる審査を通して評価の内容について確認を行うこととされている。
具体的には、船員の訓練、試験及び資格証明を行う組織については、すべての内部管理手段、監視手段及びフォローアップ行動の制度化とその実施手段の文書化、
内部監査の実施、
適正な是正措置の実施、を実現するためのシステムを構築し、適切に運用することを求めている。
なお、2005年5月のIMO第80回海上安全委員会において、我が国を含む54ヵ国が、資質基準についての独立した評価に関し、事務局長の確認を受けた国として公表されている。