平成18年3月17日 |
<問い合わせ先> |
海事局外航課 |
(内線43365) |
TEL:03-5253-8111(代表)
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海上保安庁総務部 |
総務部国際・危機管理官 |
(内線3301) |
TEL:03-3591-6361(代表)
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- 海賊・海上武装強盗対策の強化
国土交通省・海上保安庁では、昨年7月に海賊・海上武装強盗対策推進会議による「海賊・海上武装強盗対策について(中間とりまとめ)」を発表しましたが、関係者の一層の連携の下で情勢の変化に対応した対策を積極的に進めていくために今年1月に設置した「海賊等対策会議」において再検討を行い、マラッカ海峡での事件から1年が経過したことも踏まえ、別添のとおり「海賊・海上武装強盗対策の強化について」をとりまとめましたので、お知らせ致します。
- 対策強化の要旨
(1) 国内における対応の強化
- 官民の間における海賊等の情報・認識の共有及び情報交換の場の設置
- 平成19年1月に設置予定の海賊対策室による情報収集等体制の強化
- 新設した海上保安庁ホームページ等による海賊情報の適切な提供
- 「保安計画策定の指針」の見直し等船社における自主警備対策の推進
- 便宜置籍船等日本関係船舶からの船舶警報通報装置による海上保安庁への自主的な通報の奨励
(2) 海上法執行機関の連携による対応の強化
- 沿岸国で進められている新たな海上保安機関の設立支援
- 巡視船・航空機の派遣等を通じた連携強化
- アジア海上保安機関長官級会合等を通じた海賊等への対策強化
(3) 国際社会における対応の強化
- 国際交通セキュリティ大臣会合のフォローアップ
- IMOジャカルタ会議のフォローアップ
<ご参考>
- 平成17年におけるマラッカ海峡での海上武装強盗事件概要
平成17年3月14日、日本籍船「韋駄天(いだてん)」がマレーシア領海内のマラッカ海峡を航行中、武装集団が乗り込んだ小舟に襲撃され、日本人の船長と機関長の2名、フィリピン人乗組員1名の計3名が連れ去られる事件が発生しました。3月20日、連れ去られた船長等3名は、タイ南部のサトゥーン沖合で現地のタイ海上警察によって無事保護されました。
- 海賊・海上武装強盗対策推進会議の開催状況
(1) 第1回
- 平成17年4月7日(木)10:45〜12:00 於:海上保安庁庁議室(10階)
- 議題
海賊・海上武装強盗対策の現状と課題
今後の進め方
(1) 第1回
- 平成17年4月7日(木)10:45〜12:00 於:海上保安庁庁議室(10階)
- 議題
海賊・海上武装強盗対策の現状と課題
今後の進め方
(2) 第2回
- 平成17年6月1日(水)10:30〜12:00 於:国際会議室(8階)
- 議題 海賊・海上武装強盗対策の検討
(3) 第3回
- 平成17年7月27日(水)14:00〜15:00 於:国際会議室(8階)
- 議題 海賊・海上武装強盗対策の中間とりまとめ(これまでの対策の検証と今後の対策の検討)
(4) 第4回
- 平成18年1月31日(火)14:00〜16:00 於:国際会議室(8階)
- 議題
海賊・海上武装強盗対策の中間とりまとめ後の現状と取り組み状況
海賊等対策会議の設置について
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