平成18年2月8日 |
<問い合わせ先> |
航空局 |
成田国際空港課 |
(内線49303) |
航空事業課 |
(内線48502) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
- 1月21日土曜日の成田空港における降雪は、早朝から深夜まで長時間にわたり降り続いたという点で、平行滑走路供用後の成田空港が初めて経験した規模のもの。
(参考1)早朝4時頃から深夜までほぼ一日中降り続き、17cmの降雪、13cmの積雪を記録
- このため、滑走路の除雪や空港運用時間の延長(通常23時→深夜2時)などの対応を行ったものの、飛行機の翼についた雪・氷を取り除く作業に通常を大きく超える時間を要したため、出発便に大幅な遅延や多くの欠航が生じた。
(参考2) 成田空港の通常の便数:出発約250便、到着約250便
→21日 出発124便、到着218便、ダイバート35便 合計通常比▲約30%
→22日 出発234便、到着192便、ダイバート6便 合計通常比▲約15%
- 他方で、到着便が続々と着陸したため、駐機スポット数が不足し、到着便が長時間誘導路等に滞留し、出発便が更に遅延するなどの悪循環が見られ、出発前、到着後に長時間機内にて待機をする事態が発生した。
- さらに、出発が出来なかった旅客、到着後目的地への交通手段が無い旅客が多数生じ、21日には約1万人が空港内で夜明かしを余儀なくされた。
また、21日の混乱が非常に大きかったことに加え、国際線は飛行時間が長くダイヤ回復に時間を要することも相まって、天候が回復した22日日曜日にも混乱は続き、結果として約3千人が空港内で夜明かしを余儀なくされた。
(参考3) 成田空港の一日あたり平均利用者数:約8万7000人
- 厳しい気象条件であったとはいえ、このような混乱に至ったことは誠に遺憾であり、国土交通省としては、空港会社及び航空会社に対して事実関係の調査と改善策についての報告を求めていたところ。本日までに、受けた報告をまとめた概要等は別紙のとおり。
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