メニューを飛ばしてコンテンツへ進む
サイト内検索

 スカイマークエアラインズ(株)に対する厳重注意について
ラインBack to Home

 
平成18年3月14日
<問い合わせ先>
航空局航空機安全課

(内線50202、50220)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 スカイマークエアラインズ(株)が運航するB767型機の整備管理に関して不適切な事例があり、同社に対し厳重注意を行いますので、お知らせいたします。本件の概要は別紙の通りです。


別紙

スカイマークエアラインズにおける修理期限の超過について

 

  1. 概要
     スカイマークエアラインズ(SKY)が運航するB767型機(JA767E)において、修理期限を超えて運航を継続した事例が発生した。概要は以下のとおり。
    • 2004年6月(SKYへの引渡し前)に当該機の外板に凹み(約6cm×1.5cm、深さ1mm弱)が発生し、前運航者であるブルネイ航空が12ヶ月以内に再修理を行う条件付で暫定的な修理を実施した。
    • SKYはブルネイ航空から当該機の引渡し時に再修理の必要性について伝達されていたにもかかわらず、当該修理期限が適切に管理されなかったため、修理期限である2005年6月を超過しても再修理を実施しなかった。
    • 本年3月9日(上記期限から9ヵ月後)にSKYの技術担当者が技術資料を整理していたところ、当該修理期限の超過が判明したため、当該機の運航を停止するとともに、3月10日に航空局へ報告を行った。
    • 当該部の詳細検査を実施したところ、目視では亀裂等が発見されなかったが、電流を使った検査を行った上で、恒久的な修理を実施し、3月13日に完了した。

  2. 航空局の対応
     航空局は、SKYの整備管理に不備があったとして3月14日付で文書による厳重注意を発出し、同社に対して、他の機体において同様の事例が無いかどうか確認するとともに、再発防止のための対策を取るよう指示を行う。

ライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2006, Ministry of Land, Infrastructure and Transport