運輸多目的衛星新１号(ひまわり６号)の姿勢の異常について

平成１８年４月１７日

＜問い合わせ先＞

(航空関係)

航空局管制保安部

管制技術課航空衛星室

（内線48444）

TEL：03-5253-8111（代表)

(気象関係)

気象庁観測部気象衛星課

（内線2272）

TEL：03‐3212‐8341（代表)

｢運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)｣は、本日午前0時57分より、通常使用される電波の受信が出来ない状態が続いていました。
緊急用のチャンネル(USB)では電波は捕捉できていることから、何らかの原因により、衛星の姿勢に異常が発生したと考えられます。
予め定められた手順に従い復旧に努めた結果、午前5時前、姿勢が復旧したことを確認しました。
なお観測を再開するまでの間、気象観測画像は、午前2時より米国の極軌道衛星(NOAA)によるものに切り替えて気象庁内では利用しています。
(注)極軌道衛星は地球の両極を通る軌道を周回しているため、日本付近の画像が取得できるのは、1機の衛星につき1日約2回となります。現在、NOAA17号及びNOAA18号の2機の衛星が運用中であることから、1日約4回(約6時間毎)の画像を取得できます。次回の画像の取得は午前9時となります。