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「国土交通行政インターネットモニター」アンケート調査
平成19年9月28日 | |
<問い合わせ先> | |
○インターネットモニターに関すること | |
大臣官房広報課 | |
(内線21574) | |
○調査結果に関すること | |
自動車交通局 技術安全部自動車情報課 |
|
(内線42115) | |
TEL 03-5253-8111(代表) | |
※ | E-mailでのお問い合わせは kocho-1@mlit.go.jp まで。 |
ナンバープレート(自動車登録番号標)は、外見上から自動車を特定することができる唯一の標識として、自動車の所有権の公証及び行政(環境保全、徴税、交通取り締まり、自動車による犯罪の抑止など)に重要な役割を担っています。
近年、ナンバープレートに樹脂製のカバーを装着した自動車を見かけるようになりました。これらのカバーは自動車用品店などで「ナンバープレートの汚れ防止」「ファッション」などの名目で販売されており、ほぼ透明なものから、可視光線透過率が50%程度の濃い着色がなされたものまで、多種類の製品が市販されています。
これらのカバーを装着した自動車について、「ひき逃げ、当て逃げがあっても、目撃者がナンバーを読みづらい」「ナンバーを見えにくくすることで、車を使った犯罪を助長するのではないか」「夜間は2〜3メートル離れただけで、番号を確認できない」「ナンバープレートカバーは禁止すべきではないか」との意見、投書が国民から国土交通省に寄せられています。
そこで今回、国土交通省では、ナンバープレートカバーについて、広く国民の意識を探り今後の施策に反映させるため、モニターの皆様から「ナンバープレートカバー」に対する意見を募集することといたしました。
このアンケート調査は、平成19年7月に国土交通行政インターネットモニターを対象に実施したものであり、1,069名(男性539名、女性530名)の20歳代から80歳代までの幅広い年齢層にわたる方々から回答を頂きました。その結果を公表します。
・対象者 | : | 平成19年度国土交通行政インターネットモニター1,195名 |
・回答率 | : | 89.5%(1,069名) |
・実施期間 | : | 平成19年7月10日〜平成19年7月25日 |
<結果のポイント>
回答者1,069名のうち、約78%の方が毎週1回以上自動車を運転し、そのほとんどの方が自家用自動車(家族名義を含む。)を保有しています。以下、結果のポイントをご紹介します。(パーセンテージは小数点以下を四捨五入しています。)
ナンバープレートカバーについては、「知っていた」と回答した方が78%、「知らなかった」と回答した方が21%と、知っている方が知らなかった方を大きく上回っており、「知っていた」と回答した方に見かける頻度を尋ねたところ、「頻繁に見かける」と回答した方が25%、「たまに見かける」と回答した方が69%と、全国的に一定以上の割合でカバーを装着した自動車が普及していることがわかりました。
自家用自動車を保有していると回答した方のうち、「装着している」と回答した方が3.5%、「装着していない」と回答した方が81%でしたが、無回答も15%ありました。
国土交通省において、実際に乗用車に市販されているナンバープレートカバーを装着した写真を貼付して、ナンバーの表示内容の視認性について尋ねたところ、「表示内容が非常に見にくい」と回答した方が51%、「着色の濃いカバーは見にくいが、着色の薄いカバーはカバーの無い場合と変わらない」と回答した方が41%となっており、90%以上の方が着色の濃いカバーは見にくいとの回答でしたが、着色が薄いカバーの視認性については評価が分かれました。
また、「その他」と回答した方の意見として、「カバーを着けていても近いと見えやすいが、離れるにつれて格段に見えにくくなる」「本来、ナンバープレートにカバーを着ける必要性はなく、違反逃れの目的ではないか。」「程度の差はあれ、(カバーを着ければ)見にくくなることは確か。仮に透明であっても着けるべきではない」「薄いカバーでも経年変化により視認性が落ちてくるのではないか」とのご意見も頂きました。
最後に、ナンバープレートカバーの装着を規制すべきかどうかについて尋ねたところ、「全面的に禁止すべき」と回答した方が66%、「着色の薄いカバーは良いが、着色の濃いカバーは禁止すべき」と回答した方が27%あり、「規制の必要はない」と回答した方の2%を大きく上回り、90%以上の方が何らかの規制は必要であると考えていることがわかりました。
なお、ナンバープレートカバーを装着した場合の視認性に対する質問で「着色の薄いカバーは、カバーの無い場合と変わらない」とした回答の方でも、「全面的に禁止すべき」と回答した方が26%あり、「表示内容が非常に見にくい」と回答しながら、「着色の薄いカバーは良いが、着色の濃いカバーは禁止すべき」と回答した方の16%を大きく上回りました。
また、「その他」の回答をされた方が5%あり、主な意見として「無色透明のカバー(クリアカバー)以外禁止すべき」というご意見を多く頂きました。
今回、皆様から頂いたご意見等を参考にしながら、国土交通省では、今後有識者を交えた検討会を立ち上げ、ナンバープレートカバーの規制の在り方について検討してまいります。
皆様方の多大なるご協力ありがとうございました。
※ アンケート調査の結果についての詳細は、別添「アンケート結果」をご覧下さい。
国土交通行政インターネットモニター制度は、広く全国の皆様から、国土交通行政の課題に関しインターネットを利用して質の高いご意見・ご要望等をお聴きし、今後の国土交通行政の施策展開の参考とすることを目的として、平成16年度から実施しているものです。 https://www.monitor.mlit.go.jp
[参考情報]
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