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わが国とASEAN各国との交通分野における連携強化を目的とした「第４回 日ASEAN交通大臣会合」が開催されましたので、その結果をお知らせします。 会議後、各国代表が出席し、共同報道会見が行われ、交通連携２１プロジェクトの着実な進展の確認、「日ASEAN交通セキュリティ大臣宣言」の採択など、会議の内容を総括した共同報道ステートメント（別紙１参照）が公表されました。
Ⅰ．第４回 日ASEAN交通大臣会合
Ⅱ．第５回 日ASEAN交通次官級会合
上記の「第４回 日ASEAN交通大臣会合」に先立ち、以下により、「第５回 日ASEAN交通次官級会合」が開催されました。
「第４回 日ASEAN交通大臣会合」の結果等について
平成１９年２月９日 ＜問い合わせ先＞
総合政策局
総務課国際業務室
（内線25902）
国際建設室
（内線25803）
TEL 03-5253-8111（代表）
日時
：
２００７年２月９日（金） １４：００～１５：１５（現地時間）
場所
：
タイ国（バンコク）、インペリアルクイーンズパークホテル内会議場
出席者
：
当省
：
山本国土交通審議官、石津大臣官房審議官 他
ASEAN側
：
交通担当大臣等 （別紙１参照）
山本国土交通審議官及びタイ国 ティラ・ハオチャルン運輸大臣（Thira Hao-Charoen, Minister of Transport）が共同議長として、友好的な雰囲気の中で、以下の事項を取りまとめられました。
（１）
セキュリティ対策に関する広域的な連携強化に向けて、日ASEAN交通大臣間の共通の政治的メッセージを発信することを目的とした「日ASEAN交通セキュリティ大臣宣言」（別紙１参照）を採択。
（２）
日ASEAN交通連携の既存２１プロジェクトの着実な進展を確認し、今後とも積極的に取り組むことを確認。
（３）
２１連携プロジェクトの今後１年間の行動計画（ワークプラン２００６－２００７）を承認。
（４）
２１プロジェクトのうち、「日ASEAN海事セキュリティプログラム」及び「日ASEAN次世代航空保安システムプロジェクト」の成果として策定された以下の計画及び勧告を承認。
「日ＡＳＥＡＮ港湾保安向上行動計画」（別紙２参照）
ASEAN地域における確実な港湾保安対策の実施を支援するため、日本及びＡＳＥＡＮにおける個別及び共同の行動計画について定めたもの。
「日ASEAN次世代航空保安システム整備勧告」（別紙３参照）
将来の航空需要増大が見込まれるＡＳＥＡＮ地域への次世代航空保安システム導入を促進するため、今後の次世代航空保安システム整備に向けた勧告について定めたもの。
（５）
「国際物流競争力強化のための行動計画」の報告。
（６）
日本側による「第５回日ASEAN次官級交通政策会合」（次官級会合）の提案に、各国から歓迎の意を表明。
（７）
ASEAN各国の経済格差是正やASEAN経済統合の深化、共同コミュニティの創設に向け、ASEANを支援してくれている日本へ各国から謝意を表明。
（８）
次回の「第5回 日ASEAN交通大臣会合」は、2007年にシンガポールで開催することに合意。
（経緯等）
日時
：
２００７年２月７日（水） １４：００～１６：３０（現地時間）
場所
：
タイ国（バンコク）、インペリアルクイーンズパークホテル内会議場
出席者
：
当省
石津大臣官房審議官、前川国際協力政策企画官 他
ASEAN
各国交通担当省及びASEAN事務局の次官級
「第４回 日ASEAN交通大臣会合」への報告事項を確認し、提案事項を承認しました。
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