国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
踏切遮断時間表示システム実証実験の実施について

メニューを飛ばしてコンテンツへ進む

 

 


 踏切遮断時間表示システム実証実験の実施について

ラインBack to Home

平成19年3月9日
<問い合わせ先>
都市・地域整備局街路課
特定都市交通施設整備室
(内線32852)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

 「開かずの踏切」などで長時間踏切待ちを強いられている踏切利用者の、あと何分で踏切が開くのか等の情報提供を求めるニーズは高いものの、これまで、踏切遮断時間の正確な予測が難しいこと等を要因に、踏切遮断時間にかかる情報提供の取り組みはなされてこなかったところです。
 今般、国土交通省では、こうした背景を踏まえ、踏切遮断時間を予測・表示するシステムの検討を深めるため、以下により、実際に踏切遮断時間を予測・表示する実証実験を実施することといたしましたのでお知らせいたします。
  1. 趣旨・背景
     国土交通省においては、痛ましい踏切事故や都市における著しい交通渋滞を引き起こす要因となっている「開かずの踏切」をはじめとする踏切に対し、連続立体交差事業などの対策を緊急かつ重点的に対策を進めているところです。
     特に、踏切が除却されるまで時間を要する「開かずの踏切」においては、歩道の拡幅や踏切遮断時間の短縮を図る「賢い踏切」の設置などの速効的な対策を併せて推進するとともに、ソフト施策を含め、様々な対策を講ずることが必要と認識しております。
     長時間踏切待ちを強いられている踏切利用者にとって、あと何分で踏切が開くのかなど踏切遮断の状況が分からないことも踏切待ちのイライラ感や不満を募らせる要因となっております。
     しかしながら、踏切待ち時間等にかかる情報提供については、踏切遮断時間を正確に予測することが難しいこと、踏切待ち時間を表示することにより、その待ち時間が長時間の場合、逆に無理な横断を引き起こす懸念があること等を要因に、これまで取り組まれてこなかったところです。
     一方、こうした踏切待ち時間情報の提供を求める踏切利用者のニーズは高いところであり、国土交通省では、今般、踏切遮断時間を表示するシステムの検討を深める観点から、下記の通り実証実験を実施することといたしました。

  2. 実証実験日時及び実験箇所
     平成19年3月13日(火)15:00〜18:00
    京王電鉄京王線千歳烏山4号踏切
    (千歳烏山駅と仙川駅の駅間 世田谷区給田3丁目5−5付近)
     平成19年3月15日(木)、16日(金) 15:00〜18:00
    京王電鉄京王線芦花公園5号踏切(千歳烏山駅近傍新宿側)

  3. 実証実験内容
    (1)
     列車の位置をGPS、及び、人手により計測し、当該データをもとに踏切遮断時間を予測するとともに、踏切脇に設置する情報板により踏切遮断時間表示を試行。
    (2)
     踏切利用者(歩行者、自転車通行者等)を対象に、アンケートによる意向調査を実施するとともに、歩行者、自転車交通の流れの変化を計測。


 PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
 Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。

アクロバットリーダーホームページへ
(ダウンロード)



All Rights Reserved, Copyright (C) 2007, Ministry of Land, Infrastructure and Transport