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猛暑日における屋上緑化のヒートアイランド抑制効果について
平成19年8月24日 |
<問い合わせ先> |
都市・地域整備局 |
公園緑地課緑地環境推進室 |
(内線32972) |
TEL 03-5253-8111(代表) |
都心部等でみられるヒートアイランド現象の要因の一つとして、日射により建物等に蓄積された熱が大気中へ放出されることがあげられます。 屋上緑化は、建物への熱の蓄積を抑制することから、ヒートアイランド現象の抑制効果が期待されています。 多治見市や熊谷市で国内最高気温が記録され、東京でも猛暑日となった8月16日(木)の国土交通省(霞ヶ関合同庁舎3号館)の屋上庭園におけるデータから、屋上緑化のヒートアイランド抑制効果を測定しました。 |
【結果】
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緑化されていないタイル面の表面温度は56.1℃まで上がり、芝生面との表面温度差が最大で23.7℃となりました。 |
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建築物への熱流入量は、緑化されていないタイル面では約5.1MJ/m2、放出量は約5.3MJ/m2でした。一方、芝生面では、熱の流出入は、ほとんど確認されませんでした。 |
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屋上緑化により放出が抑制された熱量(潜熱)は、100uの芝生面の場合、10台の家庭用エアコン(6畳用)を最小能力で24時間稼働させた冷却能力に相当すると推計されました。 |
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